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社会対策法を伝授

日本の水産業。②

2010年5月14日

 日本は海に囲まれていますので、それほど輸入に頼る必要はないだろうと思われがちですが、1970年ぐらいから日本は水産物の輸出国から輸入国に転じるのです。その額何と年1兆円以上。消費の半分以上が輸入品です。

 その内訳はトップがえび、次にまぐろ、更にさけ、ます、いか、たらなどが続きます。魚食から肉食の変化といえどもまだまだ日本は魚食文化ですね。

 だとしたら、沖合漁業や沿岸漁業で十分賄えると思われますが、その代表であるいわし、さば、あじなどは消費が減っています。では上記の魚との違いは何でしょう?

 輸入される魚の共通点は「骨がなく食べやすい、そして加工しやすい」ということ。例えばハンバーガーショップで見かける魚介系の商品にはえびやたら、おひょうなどが原料として使われていますね。米だけでなく、パンにも合います。食の洋風化にも対応できます。(輸入品はマヨネーズと合わせると美味なものが多いですね)

 加工しやすいので給食、寿司ネタでも人気ですよね。サーモンなんて寿司ネタになったのはここ最近のような気がします。

 それを考えると、いわし、さばは骨が多く食べづらいということなんでしょうか?人気が落ちています。

 しかし、最近では青魚にはDHAが豊富に含まれているなどから、それらを加工したサプリメントも増えてきました。健康志向に伴い、また復活する日も近いのではないでしょうか?

 

 

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