中学受験は個別指導塾で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

受かる理由と受からない理由。④

2012年5月07日

※ GWが終わりました。また「日常生活」に戻りますね。「学習計画を立てたがうまく機能しなかった」「つい遊びすぎてしまった」という皆さん。そうこうしているうちに入試日は刻一刻と近づいてきますよ。そういう方は本日から軌道修正を図ってください。

※ 今年も平日の授業はほぼ満席となりました。土曜日の午後に若干余裕がありますので、受講ご希望の方はお問い合わせください。(1~2名)

※ 「入試まで残り9ヶ月なのに何も見えてこない」とお悩みの方、そうなってしまったのには必ず原因があります。第三者に相談することで解決できることもありますので、お困りでしたらお問い合わせください。力になれると思います。

 さて、前回もお話しましたが、中学入試の合否はお子さんの家庭での過ごし方で決まるということです。これは「中学受験」にのみ言えることで「高校入試」「大学入試」は対象外です。

 なぜなら、小学生は自我が確立しておらずその幼さゆえに「自主的な学習」を求めるのが現実的に難しく、軌道に乗せるためには保護者である親の誘導が不可欠となるからです。ここで大事なことは、親に子どもを誘導する資格があるかどうか、厳しく言えば、受験生の親になるにふさわしい資質が備わっているかどうかということです。何度も言いますが、入試は家庭学習で決まります。入試もその通りに決着します。言葉は悪いのですが中学入試は「親の代理戦争」の様相も孕んでいるのです。

 先日体験授業にいらっしゃった親子のお話ですが、とても素直な感じのお子さんでしたので好印象を持ちました、が、親御さんが「いかにうちの子ができないか」を本人を目の前にして滔々と私に語り始めるような方でした。それを聞いていて辛くなったのでしょう、お子さんは終始うつむいたままでした。また、当塾では体験授業を通して講師の手法を親御さんにもご覧いただき、ご納得されてから入塾いただくという段取りなのですが、その方は授業を見ることもなく、また、お子さんの様子を見ることもせず、買い物に出かけてしまいました。後日、私が丁重に入塾をお断りしたのは言うまでもございません。

子どもを産めば誰だって親になれます。その資質の有無に関わらず。

 親は子どもを支配しようと思えば、いくらでもできてしまうくらい強い立場にいます。逆に子どもは親の「いかにも理不尽な」と思える要求にさえも応じなければならないくらい弱い立場にいます。

 親御さんにはお子さんのご機嫌を取れとまでは言いませんが、せめて多少なりともその立場を慮り、同じ目線に立ったうえでの発言・指導をしていただければと思います。その「親の権威を乱発しない慎重な振舞い方」が、お子さんからの「うちの親は僕のことを考えて発言・行動してくれている」という信頼につながり、こうして親子関係がうまくことがひいてはスムーズな家庭学習に繋がっていくのです。

 家庭学習がうまくいかないのは、お子さんが勉強嫌いだとか、入試を軽視しているからではありません。そこには「あなたに指図されたり、言われたくないよ。あなたに親としての資格があるのか?」という親へのメッセージが込められているのです。

 幼い頭に受験勉強は過酷です。そんな状況を慮れば、

 お子さんの勉強時間中はテレビなんか見ていられないはずです。

 親自身も少しは4教科の内容に触れてみようとするはずです。

 ねぎらいや励ましの言葉もかけられるはずです。

 子どもに寄り添う時間を少しでも増やそうとするはずです。

できることから始めてください。

中学入試は親で決まりますから。

 

 

 

受かる理由と受からない理由。③

2012年4月18日

※ 四谷の第1回合格判定予備テストが終わりました。次は7月ですね。テストには「点の取り方」というものがあります。今回は不本意な結果だったが第2回では挽回したいと希望される方は是非お問い合わせください。お力になれると思います。

※ 久しぶりの投稿となります。忙しさに感け、なかなか更新できず申し訳ございませんでした。さて、今年もGWを利用し、苦手教科に特化した授業時間を設けたいと思います。ご希望の方はお問い合わせください。(若干名)

 「受験には前向きだが、勉強には後ろ向き」。お子様がこんな矛盾した状態に陥っていませんか?「自分のための受験なのに、どうして自ら動こうとしないんだろう?」と、なかなか机に向かおうとしない我が子に対しこのような焦燥感をお持ちではありませんか?

 「やらなきゃいけないとは理屈ではわかっていても、体が動かないんだよな」というのがお子さんの声ではないでしょうか?大人でもそうですが、優先順位がわかっていてもついつい面倒なことを後回しにする、まだ思考回路の幼い子どもでしたら尚更そうでしょう。ですから、そうなってしまったとしても何ら不思議ではありません。

 「子どもの自主性を尊重する・本人に任せる」というのは理想ですが、これではお子さんは永遠に動きません。言葉は良くないのですが受験の成功を考えた場合、子どもに対しては「性悪説」の見地で接しなくてはいけないというのが長年数多くの生徒を見てきた私の結論です。つまり、「子どもを放置したら何もしない」という前提に立ち、親もしくは講師が徹底して管理しなければなければならない」ということです。巷で言われる「中学受験の7割は親で決まる」というのはこのことを指しているのではないでしょうか?

 具体的に言えば毎日の学習時間・宿題・寝起きの時間までお子さんの過ごす1日を丸々管理してくださいということです。

 「これでは子ども自主性が育たないではないか?」と思われるかもしれませんが、大事なことは入試で合格を勝ち取ることだということを忘れてはいけません。最優先すべきは結果です。入試は動機・型・プロセスを問われるものではありません。学習習慣を根付かせ、その結果、合格を確実にするための最良策を選択してください。

 たとえ強制的ではあっても学習習慣が根付けば、それが生活のリズムに組み込まれ、極端に言えば「勉強しないと落ち着かない状態」になります。この時期はこれを目指してください。

 受験に成功させた親御さんは皆「厳しい方」(暴力的という意味ではなく)であり、「放任」「甘さ」とは無縁の方々です。また、自分にも厳しい方々でもありました。親御さんの「人間的資質」がお子さんを「受からせる理由・受からせない理由」に多大な影響を与えますので、受験期間はその辺りをお考えいただき、それを行動に移していただければと思います。

受かる理由と受からない理由。②

2012年3月09日

※ 春期講習の締め切りは今月20日前後とさせていただきます。「成績というのはこんなに簡単に上がるもんなんだ」と実感されたい方はお問い合わせください。たぶんびっくりすると思います(笑)。(6年生優先)

 さて、前回の続きです。

 1日は24時間ですから学習時間は限りがあります。どんなに学習する生徒さんでも平日5時間(塾のない日の家庭学習)が限度でしょう。いくら受験勉強は大切だからといっても睡眠時間まで削るわけにはいきませんからね。

 全員平等に振り分けられた時間で学習結果に差がつくのは一言で言えば「集中力・意欲」の有無もしくは強弱の差ということになります。さんざん言われていることですからね。当たり前と言えば当たり前ですね。

 「受験に成功したい」「志望する学校に入りたい」という志は皆同じはずなのに、ここで差がつくことはありえないと第三者は思ってしまいますが、ですが、現実にはそうなってしまっている。なぜでしょう?

 新学期がスタートして一ヶ月が過ぎましたが、最初のころは学習計画などきちんと立て、それに沿った学習をし、自習にも積極的に参加していた生徒が少しずつそこから遠ざかっていく。大学生でも新学期スタート時は教室の最前列にいたのに、日を追うごとに講義にすら参加しなくなる。あれと同じですね。

 こういうのを「三日坊主」と言うのですが、三日坊主が起こるきっかけは初期段階での「躓き」です。楽しければいくらでも学習は持続できます。ですが、少しわからないことが出てきたり、煩雑な内容にであったり、最初のテストで思った通りの点数が取れないと「もーいやになっちゃった、この先もどうせダメだろう」と言う思い込み。これが原因ですね。だけど楽しいことばかりじゃないんですね。だから「勉強」(無理に強いる)と言われるのです。

 「辛いことの先に楽しみがある」ことが理解できていないか、「辛さの中から楽しみを見出す」ことが苦手なお子さんが陥ることですね。「受からない理由」に該当する典型的なタイプの生徒さんです。

 根気がない・長続きしない生徒さんは基本的に短気です。例えば「マラソン」は辛いですね。毎回「~マラソン参加を目指して」と、朝練に励むのはいいのですが、5キロ走った時点で「もうダメだ、疲れた」とあきらめてしまう人は不幸です。辛さしか味わっていませんから。

 そうではなく、そこから楽しみを見出す工夫をしてみてはいかがでしょう。季節が変わるたびに風景も変わります。それを愛でる楽しみを取り入れるなどして。

 そして、走っている自分を褒めましょう。「俺ってすごいな、よく続いているな」と。そして、そうこうしているうち40キロが走れるようになれば辛さが自信につながり、自信の先には可能性や楽しみが広がり、マラソンランナーとして大会に参加している自分が存在するようになるのです。

 学習も同じです。辛いことがあるたびにリタイアしていたのでは何もつかめません。

 辛くてもまずそこは踏ん張って乗り越えましょう。そこから光明が見えてきます。成功者は順風満帆な道を歩んできたなどと勘違いしないことです。

 また、親御さんも落ち込んでいるお子さんの傷に塩を塗るが如く、否定語を浴びせることは控えてください。親自らが積極的に「子どもの可能性の芽」を摘むようなことがあってはいけません。受験生の親は究極の演技者であることが求められます。クレバーな接し方を心がけてください。

 次回に続きます。

受かる理由と受からない理由。

2012年2月22日

※ 新5年生の授業ですが、空きが平日は火・水のみとなりました。ご了承くださいませ。

※ 1ヶ月後の春期講習ですが、外部生の募集は5名ほどにさせていただきます。こちらも併せてご了承くださいませ。

 中学入試も終わり、新学期も残り1週間で2月が終わります。今年はHPに掲載しました通り、去年以上に「受かる理由」を追求し、「受からない理由」を更に徹底排除した合理的な授業を展開してまいります。

 さて、その中学入試で成功する生徒、失敗してしまう生徒の違いとは一体何なのでしょう?

 まず、学習量の差が考えられます。しかし、中学受験を目指す生徒の大半は大手の塾に通っており、平日2~3回は塾での約4時間の授業、土曜日は週テスト、日曜日は特別授業と学習量自体にそれほどの差はありません。

 では、学習意欲の差でしょうか?しかし、仮に親から受験を強制されたとしても、自分自身も「~中学に入りたい、合格のためには自分から学習することも必要だ」くらいの気持ちは持っています。また、どの生徒も入試間近になれば自ら能動的に机に向かうものです。ですから、学習意欲そのものは受験を目指す者であれば皆一様に持っていますのでそこで差がつくことはあまりありません。

 もちろん、それらが満たされていればそれに越したことはありません。合格に近づく要素になり得ます。しかし、「あれ?、それほど勉強しているとも思えない、いつもヘラヘラしているA君がなぜ受かったの?」逆に、「いつも熱心に取り組んでいたはずのBさんがどうして失敗したの?」など「あり得ないとされること」が現実に起こるわけです。

 先天的能力の差でしょうか?遺伝でしょうか?

 かもしれませんが、私の考える「受かるための一番大切な要素」は

「入試で他者よりも一点でも多くとれる能力」。これに尽きると思います。

「そんなことは当たり前だ」とお思いかもしれませんが、では、生徒さんはそれをトコトン追求した学習方法を取っていますか?講師はそのような指導をしていますか?マンネリ授業に陥っていませんか?という話になります。上記にある「やる気」「意欲」などは精神的事由。これに頼っていたのでは進化しません。

 普段ヘラヘラしていてもそれを心得ている生徒は受かります。逆に普段真面目であってもそこが抜け落ちている生徒は失敗します。

 「本当の真面目さ」を求めなければ入試は成功しません。

 次回はその辺りに触れてまいります。

 

新年度がスタートしました。

2012年2月09日

※ 入試の結果が出揃いました。今年の入試はなかなか厳しいものがありました。それでも、第3志望校内合格率8割は何とかキープでき安堵しています。反省点も多々ありますので、次回のブログではその辺りに触れていきたいと思います。

※ 新5年生の授業は平日は火・水のみとなりました。定員に達しましたら受付を終了させていただきますので、ご了承ください。

※ 同じ授業を受けているのに、なぜ成果に差が出るのでしょうか?入試で連戦連勝を重ねる生徒、それとは対照的な結果に終わる生徒。長年数多くの生徒を見てきてその違いは○○○だという結論に至りました。学習相談の際、その点につきましてお話できますので、お子さんの学習でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

※ 「両親共稼ぎなので、子どもの家庭学習に目を配ることができない。どうしたら良いか?」というご相談をよくいただきます。今年より当塾ではそんなご家庭のお悩みを解決すべく、内部生はもちもん、外部生の方にも自習室を開放いたします。効率良く学習でき且つ緊張感を保ちながら学習できる場を提供いたしますので、ご希望の方はお問い合わせください。

入試まで残り10日です。

2012年1月23日

※ 先日「両親が共働きなので、子供を一人で家に残すことになるが、こちらが何度注意しても勉強してくれない、ゲームばかりしている。どうしたらいいでしょう?」というご相談を受けました。お子さんを一人にするとまず勉強しません。ですが、将来受験を志すのであればそれではいけません。当塾では来期より、そういった外部の方にも自習できる環境をご提供する予定です。他生徒が切磋琢磨している間、心地よい緊張感と熱意が醸し出されている空間で自習すると、家で学習するより数段集中力が保たれます。興味のある方はお問い合わせください。

 さて、本日から数え10日後には2月1日の入試が控えています。

当塾生も全員1月受験で合格を勝ち取りました。気分が乗ったところで2月受験に臨めると思います。

「残り10日しかない」と考えるか「まだ10日もある」と考えるかで、取り組み方が変わってきます。私は後者の立場で考えます。

では、何をすべきか?

社会はここで「時事問題」です。去年1年どんな出来事があったでしょう?もう一度確認してみてはいかがでしょうか?

算数は各単元の公式の再確認、それに解き方のパターンを覚えること。

理科は暗記分野で得点することをベースにし、物理分野で更に上乗せしていくという発想で対処してください。

国語は自分の受ける学校で「よく出題される語句問題」に絞って学習しましょう。

「もうダメだ。間に合わない」と思った瞬間に、合格は逃げていきます。

受験の神様は「あきらめの悪い生徒」に微笑んでくれます。

テスト開始1秒前までが「学習期間」だと考えネバっぽく取り組んでください。

入試まで残り20日です。

2012年1月11日

※1月受験が始まりました。当塾生たちも埼玉の難関校中心にトライしましたが、今のところ無事全員合格を勝ち取っています。入塾時偏差値より10~15上回るレベルの学校へ次々と合格していく生徒を見ていると、やはり入試には「必勝パターン」があるのだなと感じます。去年もそうでしたが、最後の合判テスト~冬期講習最終日で(今までの低迷がチャラになるくらい)お子さんはグッと伸びます。このタイミングを見逃さず、弱点を克服することに絞った集中授業を行う必要性と効果を今年も実感しています。

 さて、入試まで残り20日です。この期間に行うべきことは限られていますが、優先順位というものがあります。

 それは短期間で伸びが期待できる教科・入試で配点比率の高い(合否を左右する)教科に絞った学習ですね。具体的に言えば、前者が理科・社会、後者が算数です。(国語は受験校の出題傾向に沿った語句の学習で十分です)

 理科は暗記分野と物理分野に分かれますが、出題比率は6:4くらいです。「平均合格最低ライン65%」の大半を暗記分野で稼ぎ、残りを物理分野で補うという発想でいいかもしれません。今年は「地震」「地学分野」が狙い目です。

 社会は地理・歴史で65%程度が取れますので、とにかくこの2分野を充実させることです。公民は今年は「地方自治」が出題されそうな予感がします。「東北地方」「原発関連」「地熱発電」「ユーロ圏の財政危機」「TPP」「世界遺産」(特に東北がらみでもある平泉)の学習に重きを置きましょう。

 算数は文章題・図形それぞれの公式の再確認です。一見初見の問題に見えても、それは今まで学習してきた内容の「形を変えた出題」に過ぎません。面積図・線分図などはスムーズに図案化できるようにしておきましょう。そして、物事を理屈で考えることを重視しましょう。

 国語は上記の通りです。文章題を家で行うのは非効率的ですので、最後の追い込みをご希望の方はお問い合わせください。国語は個別にかぎります。こちらでもご要望に対応できるよう極力時間の確保に努めさせていただきます。

 では、受験生の皆さん。体に気をつけて最後の追い込みに励んでください。

 

学習を習慣化させるには。③

2011年12月13日

※2月1日の入試まで残り50日です。1日1日の過ごし方で合否が決まります。短期勝負ですので、特に苦手科目での穴を埋めることに重点を置きましょう。

※冬期講習は定員に達しましたので、募集は終了いたします。

※来期入塾の問い合わせが増えていますが、当塾では我が子に教えるが如く誠意を込めて一人ひとりの生徒さんを指導しております。が、受ける側の気持ちが生半可ですと指導効果が半減してしまいます。ですので、指導効果を高めるには生徒さんにも(親御さんも含め)真剣に取り組んでいただく姿勢が不可欠となります。当塾では心の底から「成績を伸ばしたい」「志望校に合格したい」と願う生徒さんのみを受け入れ、その実現に向け全力を尽くしたいと考えておりますので、その主旨をご理解いただいたうえでお問い合わせくださいませ。

※来期は授業料が改定されます(経費削減などが主な理由)。詳細につきましてはお問い合わせください。

※今年のブログは今回で終了いたします(講習・受験生の指導などで多忙になるため)。また、新年より再開いたしますのでよろしくお願いいたします。

さて、前回の続きです。

 恐竜への興味から、その他生物への興味へと広がっていく、この派生効果こそが今後の学習の基礎・習慣化を築くうえで重要だというお話をいたしました。その派生の過程でお子さんはさまざまな疑問を持つようになります。「あれ、どうして恐竜は滅んだのだろう?」「恐竜とアリは何が違うんだろう?」など。

 気になりだすとお子さんは止まりません。「ねーどうして?どうして?」とお母さんを質問攻めするでしょう。そのとき親御さんは、スルーすることなく、また、「自分で調べなさい」などと突き放すのでもなく、一緒になって考えてあげる、調べてあげることが大事になってくるのです。すると、お子さんは「親が自分に対しきちんと向き合ってくれている」という安心感、「お母さんも興味を持ってくれているんだ」という一体感を得ることができます。こうして親子の信頼関係を密にするという習慣が、ひいては学習習慣を根付かせることにつながっていくのです。

 大成したプロスポーツの選手も幼少期はこのように「親子一卵性双生児」とも思える関係を築いています。学習においても同様ですね。例えば御三家レベルに入るお子さんは例外なく良い意味での「親子ベッタリ」タイプが多いです。

 「わからないことは調べる」という習慣がつくことは、すなわち「疑問に思ったことはスルーできない性格」を形成することにもつながります。これが大事なんですね。算数でもそうですが、「公式主義者」とおぼしき生徒がいます。公式にあてはめて解くような問題は得意ですが、そこから外れる問題は「初見の問題=自分にはお手上げ問題」と見做し、いとも簡単にあきらめてしまいます、が、これでは成績が伸びません。当塾では「科目を問わず、公式で物事を考えるのではなく、理屈で考えろ」と指導しています。例えば「なぜ三角形の面積は(底辺×高さ÷2)で求められるのか?」という公式そのものへの疑問を理屈・道理で考えさせます。つまり、表面的な公式への理解ではなく、根本原理から掘り下げて理解する習慣をつけさせる。これが大事ですし、実際、本当に算数の出来る生徒さんは「付け焼刃的理解」ではなく、「根本原理に基づいた理解」をしているのです。

 その根本原理の理解に必要なのが先程述べた、幼少期から身についた「疑問に思ったことを見逃せない性格」だということです。

 幼少期の学習習慣が上記の性格を形成する。その性格が受験学習で効果を上げるだけでなく、大人になってからも自分で物事を考え判断できる力を身につけさせることにつながるということです。

 昨今の自分で物事を判断せず、人任せ・成り行き任せにしている大人が増えているとういうのも、どこかで自分考える習慣を疎かにしてきた結果かと思います。

 未来あるお子さんは、それを反面教師にしていただきたいと思います。

 ※ 今回で今年のブログは終了です。1年間お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

学習を習慣化させるには。②

2011年12月01日

※ 来期に入塾を希望される方の問い合わせが増えています。対象生徒は新5,6年生です。当塾は代表である私が目の届く範囲での指導をモットーとしておりますので、あまり多くの生徒さんを受け入れることは望んでおりません。心の底から成績を伸ばしたいと切望されている方のみをお受けしたいと思いますので、その点はご了承ください。

※12月に入りました。2月の入試まで残り2ヶ月、つまり60日です。1科目当たりの持ち時間は15日ずつですね。去年の生徒の第一志望校合格率は70%でしたが、実はこの時期からの生徒一人ひとりの奮起によってそれはもたらされました(HPの合格体験記参照)。ただ、がむしゃらな学習だけでは非効率的です。分析力・データーに基づいた学習に切り替えることが必要です。効率良く受かっていくためのコツはあるのです。今年もそれをご伝授いたします。当塾生の皆さん、頑張ってついてきて下さい。

 さて、前回の続きです。「学習習慣は物心がつく頃から始めましょう」。」というお話しでしたね。また、それに向け家庭内の環境を整えることも大切だというお話もいたしました。

 お子さんというのは時代・洋の東西・幼長を問わず「勉強」という言葉に拒否反応を示します。それは勉強そのものが嫌いというわけではなく、それにより時間が拘束され(その間、自分が本当にやりたいと思っていることが出来ないというストレス)、更に、結果を出すことを強要されるからです。ですから、このようにプレッシャーに満ちた環境に置かれると、本来楽しいはずの学習がお子さんにとっては「勉強」になってしまい、自分から向き合っていこうという気力が萎えてしまうのです。

 幼い時期に学習習慣を定着させることが望ましいのは、上記のようなプレッシャーを与えることなく、自然な形でそれを日常の一部に取り入れることが可能だからです。

 幼児期の学習は「興味」から、もっと簡単に言えば「面白いことをトコトン追求させる」ということからのスタートです。

 ここで注意が必要なのは学習させようとする親の意図・誘導をお子さんに感じさせないことです。例えば理科に興味を持たせたい、だからその入り口として子どもの好きそうな「恐竜博物館」へ連れて行く。「ウルトラマンの怪獣」と似ている恐竜を目の当たりにすればお子さんだって興味を持つでしょうし、面白いと感じるでしょう。ですが、そこで「何時代の恐竜なの?」「何を食べてるの?」「どうして滅んだのかな?」などと焦って質問責めにしないことです。この瞬間お子さんは「親は僕に勉強させようとしているな、ウザイな」と思い、博物館から退出したがります。

 一番大事なことは「構わない」ことです。最近の親御さんはお子さんにベッタリくっつき過ぎです。これじゃ、疲れますよ。こういうとき親御さんはお子さんに興味の赴くまま、させたいままに行動させ、その間お母さんはベンチに座っていればいいのです、楽していてくださいね(笑)。そうして待っていればお子さんのほうで勝手にいろいろなことを報告しにやってきます。「お母さん、あのね、恐竜ってね・・・」と。

 そのときお母さんは「へーそうなの?」「すごいねー」などと、適当に(?)相槌を打っていればいいのです。すると、お子さんは「自慢」しに、また報告にやってくる・・・という繰り返し。こんなことを続けていれば自ずと知識も定着し、この日1日だけで「恐竜博士」の誕生です。帰るとき、余韻に浸っている子どもに恐竜図鑑をねだられたら買ってあげる。すると、図鑑の内容だけでは物足りず、そこからいろいろな動物にも興味を派生させることになる、更にその時代にも興味を持つようになる。

 知識を数珠繋ぎさせる、この流れが大切なのです。

 それには「お子さんに構わない」こと。これがポイントですね。

 次回に続きます。

学習を習慣化させるには。

2011年11月22日

※23日(水祝)の「1日だけの国語の授業」は満席となりました。「予約を取ろうとしてもいつも満席だ」というお声もありますので(先着順ですので申し訳ございません)、それにお応えすべく土日でも可能な限りお受けしたいと思います。(ただし、これも先着順、また、土日は毎週空いているわけではございませんのでその点もご了承くださいませ)

※本日を含め、2月1日の入試まで残り70日ですね。特に土日祝の過ごし方次第で合否は決まります。当然朝から夜まで学習漬けですね。頑張っていきましょう。

※冬期講習の受付はそろそろ締め切らせていただきますのでご了承ください。

※第三回の四谷合判の結果ですが、国語での成績伸び率トップはA君でした。(54.1→63.4)よく頑張りました。志望校合格が見えてきましたね。国語はコツさえわかれば成績が伸びるって証明できたでしよ?A君。(笑)。この調子です。

 さて、先日お話ししました「学習を習慣化させるには」の続きです。できれば物心がつく頃(3、4歳頃)から始められるといいと思います。お子さんが独り立ちできるまで扶養するのが親の義務です。ですから、その過程がスムーズに進むよう子育ては幼少期から計画的に行うべきだと考えています。

 ところで、志望校に合格したとたん、厳しい受験が終わった安堵感からか「抜け殻」のようになってしまう生徒がいます。この先はまだまだ長いのに、あたかも人生の目標を達成したあとの晩年を過ごすかのように日々無為に過ごしてをしまうのを見るのは痛々しい限りです。

 私が当塾の親御さんに話していることは「受験期間を志望校合格のための単なる学習期間として捉えるのではなく、これから先、お子さんが独り立ちするのに欠かせない素養を身につけるための期間として捉えてください。」ということです。

 合格に欠かせないのは「人間としての総合力」(人間力)です。学びに必要なのは、「勤勉さ」「集中力」「論理的思考力」「柔軟性」「瞬発力」「強固な意志」「体力」「素直さ」「応用力」などです。これらを集大成せなければ合格が勝ち取れません、が、これらは受験成功の為だけの話ではなく、これから先の人生を歩んでいくうえでも欠かせない素養ではないでしょうか?

 それらを小学生のうちから鍛えられる絶好の機会が受験期間です。中には「算数ってやって何の意味があるの?大人になったら使わないじゃん。」と勉強することに疑問を呈する人もいますが、算数そのものと言うより、問題を解くときに費やす上記のさまざまな力を鍛えること自体に意味があるのです。例えば「多様な着眼点」「脳内での立体的思考」を身に付けるには算数は最適でしょうし、国語も「論理的思考力」を育てるにはもってこいの科目です。これらは生きるために視野を広げ、人生に多様性を持たせるという意味で不可欠な能力ですよね。

 一生懸命受験学習に取り組んだ結果、合格すればうれしいですね。ただ、それだけでなく、上記のさまざまな力も「おまけ」としてつくのです。そして、その「おまけ」がこれから生きていくうえで「おまけ」から「メイン」の力に変わっていくのです。それに気づかないと「燃え尽き症候群」で終わってしまうのですね。

 ですから、できればその力を「手垢の付いていない」幼少期から育てていただきたいのです。

 長くなりましたので次回に続きます。

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