日本の水産業。
2010年4月30日本日は日本の水産業です。皆さんお魚食べていますか?
日本は四方海に囲まれていますから、魚介類にはなじみがありますね。肉食が禁止されてきた分、古くから魚は貴重なタンパク源であり、海草も貴重なミネラル源です。
それをとったり、育てる仕事を水産業といいますが、ここ最近変化の兆しが見られます。
1.漁獲量の減少
遠洋漁業の減少・・沿岸から遠くの海で数ヶ月かけ、マグロなどを獲っていますが、船の燃料費の高騰、水産資源保護のための漁獲量の制限などが原因で縮小されています。
沖合漁業の減少・・海岸から200km以内の海で魚を獲りますが、いわしの漁獲量が減ったことが原因で一年間の漁獲量が制限されてしまい縮小傾向にあります。
沿岸漁業の減少・・工場・家庭からの排水によって魚が住みにくくなり、結果的に漁獲量が減っています。
養殖漁業の増加・・貴重な水産資源を守るため、これからは「獲る」というより、「育てる」に重きを置いた水産業に注目が高まっています。
メリット
1.水産資源の乱獲を防げる。
2.計画的に生産できる。
3.大量に養殖できるので、安定した価格で供給できる。
問題点
1.赤潮の被害を受けやすい。
2.魚の病気を防ぐための薬がそれを食べる人間に悪影響を与えることもある。
次回も水産業です。