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社会対策法を伝授

日本の農業② 「野菜」。

2010年4月21日

本日は「野菜」の基礎知識です。確認していきましょう。

1.近郊農業・・交通の便を利用し、大都市周辺で野菜などを作る。消費者が多いので売り上げも増え、輸送費が安く出荷できる。新鮮なまま届くので品質が保たれる利点もある。

例・・淡路島(たまねぎ)・三浦半島(だいこん)・房総半島(花)。ちなみに小松菜、うどは東京の特産品です。

2.促成栽培・・旬の時期から時期を早めて出荷する。希少価値があるので高く売れるなどの利点がある。温暖な地域でしかもビニールハウスを用いるので、作物の生長が早まる。

例・・高知平野(なす・ピーマン)、宮崎平野(トマト・ピーマン・トマト)。よく言われる「夏野菜」ですね。野菜カレーの代表的な具材です。

3.高冷地農業・・俗にいう「高原野菜」をつくる農業。多くはキャベツ・レタスなどの「葉物」。涼しさを好むので、夏に平地で作れないこのような野菜を作り、時期をずらして出荷する。

例・・嬬恋村(キャベツ)、野辺山原(レタス)。かつて、八ヶ岳山麓での農業を見たことがありますが、「朝取り野菜」が新鮮で、消費者に喜ばれるということで夜明けごろから作業を行っていました。たくさん取っていると腰に負担がかかるんですよね。

疑問

一時期「安い」という理由で中国からの野菜の輸入が増えましたが、現在は下火になっています。逆に「少し高くても国産の野菜を買いたい」という消費者が増えています。これはどういうことでしょうか?

※調べてもわからないときはお問い合わせください。

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