社会・1年間を振り返って。
2011年1月07日2月入試まで残り20日。ですが、その前に1月入試がありますね。皆さん、今までの努力の成果を発揮するときがいよいよやってまいりました。ただ、その日までにはまだ猶予期間が残されています。試験開始一秒前までが学習期間ですよ。あきらめの悪い生徒でいてくださいね(笑)。
国語ブログでもお話しましたが、お蔭様で当塾生は合判テストの社会で一人当たり平均5強の偏差値アップを達成することができました。
1年を振り返ってみてつくづく感じたことは、社会というのは「努力の科目」であるということです。社会の基本は暗記ですが、暗記という作業に必要なのは能力・才能ではなく「動機付け」「熱意」「根気」「時間のかけ方」それに「完璧を目指す志」です。これらをトータルして「努力」と呼んでいいと思います。
「志望校に入るため」という「動機」を忘れず、「必ず合格したい」という「熱意」が必然的に「時間をかけて学習する」ことにつながり、そこから確実に覚えていくために欠かせない「根気」が派生する。そうした中でより「完璧」を目指そうという欲が更に社会の学習に弾みをつける。そして今に至るまでこの好循環を維持できた者が社会では勝者となります。
32.4→45.5→58:5
これ、何の数字だと思います?
これは塾通いの経験がなく、6年生になって初めて当塾に入り本格的に社会に取り組んだ生徒の合判テスト(2~4回)の偏差値の推移です。
とにかくこの生徒はしつこい(笑)。当塾の自習室で覚えるまで繰り返し学習している様子を何度も見かけました。不器用な生徒ではありますが、先程記した「努力する生徒」の一人であることは言うまでもありません。こういう生徒は確実に向上します。
また、教える側も相当しつこい(笑)。一切の妥協なしに生徒を質問攻めにします。2時間授業で一人当たり平均40の質問です。即答できないとアウト。個別授業ですから生徒は一切油断ができません。相当疲れ、相当鍛えられたと思います。ですが、このやり取りが上記の偏差値アップにつながったのだと自負しています。
当塾生はここで培ったことを自信とし、入試に結び付けてくれればと思います。
これで今期の「社会ブログ」は終了します。
皆さん、来期も充実した情報を提供して参りますので宜しくお願いいたします。
※ 来期の社会は授業形態を刷新いたします。詳しくは今月末のHPをご覧くだ さい。