中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

勝ちパターンを体得する。

2024年4月24日

 さて、中学入試で成功した生徒さんの共通点は何でしょう?「努力家?」「頑張り屋さん?」

 答えは「入試で合格最低点以上を取れた子」です。当たり前と言ったら当たり前の話なのですが、その「合格最低ライン超える点数を取る」という「明確にすべき目標」を曖昧にしたまま、ただ努力する、ただ頑張るだけでは意味がないのです。模試でもそういう目標を不明確にしたまま受ける子と、「今日は全ての科目で7割取るぞ、絶対に」と目標を決めて受ける子とでは結果も多少違ってくるのです。

 「多少」と言うのは、目標は決まっていても具体策が曖昧だとその程度だ、と言う意味です。受験生は具体策まで明確にしてトライすべきなのです。要するに「自分の勝ちパターンを探る」ことだ大事なのです。

 野球でもサッカーでも「失点は最少、得点は相手を上回る」という条件で勝てます。1対0だろうが、9対8だろうがその条件を満たせば勝てるのです。これが勝負事の根本原理ですので、競争の働く入試も例外ではありません。具体策を申し上げますと

 まず「失点を最少」に。この場合の失点とは「正答率50%」以上の問題。「あ、解けるかもしれない」「塾で教わったことがある」「この漢字と語句、みんなできるだろうな」とあなたが感じるような問題は、他の受験生も確実に得点してきますから正答率は50%を超えてきます。ここで言う「みんなが取れるであろう問題」を平気で落とすようなら終わりなのです。「みんなができそうな問題を自分も確実に取る」言い換えればそこで失点しないことが合格の鉄則です。国語に関していえば漢字・語句ですね。できない生徒さんは「たかが1点問題じゃないか」と舐めてかかります。しかしこの1点差で勝負が決まることは多いのです。電車は1円でも不足していたら乗れませよね。こういう世の中の仕組みをシビアに感じるのであれば日頃より「漢字・語句の練習」は欠かさずやるはずです。あとは無駄な失点を防ぐため誤字・脱字などはやらないはずです。字を丁寧に仕上げられる生徒は几帳面というより確実に点を取ることに貪欲だからです、一方で字の汚い生徒は性格が雑、と言うより「今回も落としていいや」「雑な字でも採点者は読み取ってくれるだろう」みたいに受かることへの執着心のなさ・甘えがあるからなのです。「字は体を表す」はまさに言い得て妙な言葉なのです。

 そして「得点は相手を上回る」。これは「少し難しいな、できない子も多いだろうな」と感じるような問題。これは正答率30%〜49%問題でしょうか。「これは見たこともない、どんなに時間をかけても無理だな」と感覚的に思う問題は他の生徒さんもできません。こういう正答率10%以下と思しき問題は無理してチャレンジする必要はないのです。こういうのを「捨て問」と言いますが、そこに時間をかけるくらいなら「正答率30%〜49%」の問題にチャレンジしたほうがいいのです。それを実現させるためには、「やや難しい」と感じる四谷の練習問題の(1)問題を確実に取る練習をするのがいいと思います(特に算数)。

 まとめますと

 1正答率50%を超えるだろうと感じられる問題で満点を
 2正答率30以上〜49%以下くらいだと思える問題で半分程度を
 3正答率10%未満と思える超難問はスルーを(その時間は2に費やす)
 4正答率10%以上〜30%未満は時間的余裕があればチャレンジ

 これでだいたい65%超え(入試で言うところの合格最低ライン付近)は達成できるのです。

 ※ 永田の算数の授業では「F字作戦」教えています。これは算数で確実に6〜7割取る方法です。詳細をお知りになりたい方はお問い合わせください。

 入試で満点を取る必要はないのです。「1点差で合格した」むしろそのほうが「クールに受かった」みたいでかっこいい感じもします(笑)。

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