国語のお話。②
2017年8月29日
続きです。
「どのような勉強をしたらよいのかわからない」「やってもやっても成果が出ない」と、言われるのが国語です。これは特に国語の文章題の話ですね。漢字や言葉の知識の問題は学習量と結果が大体比例しますので、「文章題で得点できない」と諦めている生徒さんは「せめて漢字・語句で」ということでそちらの学習に心血を注ごうとします。ですから国語の勉強=漢字を覚えること、と考えてしまう方も多いでしょうし、実際そうなっている方は多いと思います。ですが、その勉強一辺倒ですと結果的に「文章題から逃げる」「本気で文章題を克服する機会を失う」ことにもなりかねません。「国語の出来不出来=文章題での得点率」という現実を考えれば「正しい文章題の学習法」を即刻身に付けなければならないと思うのです。ですが、御家庭で一人悶々と文章題に取り組んでいても「正しい解き方」が身に付くというものではない。自己流ですと却って「正しい学習法」の真逆のことをやってしまう可能性もある。国語だけは「国語のできる他者の力」を借りるのが最も効率の良い学習になると思うのです。
次回からはより詳しくそのあたりのお話をしていきたいと思います。