中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る！！

　本日は七夕です。「星に願いを・・」もいいのですが、そこに実行力も伴うようにしておいてくださいね。

　※　既報通り当塾のレギュラー授業は満席です。「夏期講習限定」での受け入れもそろそろ限界です。今は来期のご予約をお受けしている最中ですが、そちらも徐々に増えてきています。ちなみに今年に入り退塾された方は現時点で0人。当塾は元々退塾される方が少なく、メンバーが固定していることが常ですので、生徒さんの出入りがほとんどありません。その結果、慢性的な満席状態が続き、新規の受け入れが限定的もしくは不可能に近い状況となります。当方としてはこの状況を改善したいのですが、なかなか難しいところです。
　当塾の生徒はほとんどが紹介です。兄弟から兄弟、友達から友達という流れです。これにつきましては顧客満足度の高さゆえと（都合よく）解釈させていただいていますが、ご満足いただいている理由について私なりに考えてみますと
①一人の講師が全ての教科を受け持つことで、学習進捗だけでなく生活習慣を含め生徒の全体像を一手に把握し、トータルコーディネートできるから。
②講師のキャリアが長く、その経験からどのような生徒にも合わせられるような柔軟な対応が可能であり、その術を身に付けているから。
③（真面目に学習してきたという条件付きで）成績伸び率・中学受験合格率で、数年間一定の評価をいただいているから。
④完全1対1のマンツーマン授業なので、個々に合わせたオーダーメイドの授業が可能だから。
➄①～④なのに、他の個別塾比で授業料を割安に設定しているから。

など諸々挙げられますが、しかし、以上のことは（当塾に限らず）塾ならば当たり前のように備わっていなければならない最低条件ばかりです。そうなっていない塾がおかしいのです。が、上記は「自社アピール」というより、今後もこれらを継承し、更に精進を重ねて、ご信頼を得ていかなければならないという自戒の意味を込めて挙げさせていただきました。

　さて、当塾では入塾時に生徒さんに「頭の良さ」を求めることはしません。「本当に自分の意志で中学受験に臨みたいのか？」「やる気は備わっているのか？」この2点が揃っていれば受け入れＯＫ。その後、こういう生徒さんの成績を上げていくことは可能です。が、どちらか一方が欠けているようでしたら成績アップの保証はできません。ですが、今回は「両者が備わっている」という前提での「理想的な夏休み」の過ごし方をお話ししたいと思います。
　自分から「学力を上げたい」「受かりたい」「成功したい」と本気で望む子は自ら動きます。動かない子は「口だけの子」です。信用に値しません。それはさておき、学習意欲の高い子にとって夏休みはビックチャンスです。何といっても朝から夜まで好きなだけ学習できるからです。そういう子にとって夏休みはとてもありがたい期間です。
　このようなお子さんには「朝から夜までの塾通い」ではなく、「ひたすら一日家庭学習」をお勧めします。これは毎度永田が申し上げてきたことですが、勉強は本来家でやるものです。「できない子」はその量が圧倒的に不足しているから塾では「底辺安住」に甘んじているのです。頭が悪いからではありません。勉強の絶対量が少なすぎるから（浮上するチャンスを毎回逃し）底辺クラスに留まることになってしまうのです。
　意欲のある子は親の叱咤激励とは無関係に机に向かいます。だって、自分が受験したくて自分が成功したくて・・なのだから当然そうするに決まっているじゃないですか。親なんか関係ないですよね。今年の中学受験で脚光を浴びた「芦田○○」さんが親と喧嘩しながら泣きながらイヤイヤ勉強していた・・なんて想像できますか？あのように幼少期から大人の世界で酸いも甘いも噛み分けてきた子は並の大人以上に根性が備わっているはずですし、目標を達成するためには「まず自分から動く」を「当たり前」のこととして生きてきたのではないかと思うのです。受験生が皆そうであれば良いのですが、そうでない子が圧倒的多数ですから、受験は「一部の成功者、残りはその勝者の養分、もしくは残骸」「勝者1に対し敗者９」みたいな厳しい結果に終わることが多いのです。これは受験に限らずこの世の大体のことがそうなのですが・・。
　意欲のある子は家庭学習のを充実を図ることが大事、いや、そんなこといちいち言われなくてもやる子はやります。
　問題はその後です。

　それにつきましては次回のお話とさせていただきます。