受かる理由と受からない理由。③
2012年4月18日
※ 四谷の第1回合格判定予備テストが終わりました。次は7月ですね。テストには「点の取り方」というものがあります。今回は不本意な結果だったが第2回では挽回したいと希望される方は是非お問い合わせください。お力になれると思います。
※ 久しぶりの投稿となります。忙しさに感け、なかなか更新できず申し訳ございませんでした。さて、今年もGWを利用し、苦手教科に特化した授業時間を設けたいと思います。ご希望の方はお問い合わせください。(若干名)
「受験には前向きだが、勉強には後ろ向き」。お子様がこんな矛盾した状態に陥っていませんか?「自分のための受験なのに、どうして自ら動こうとしないんだろう?」と、なかなか机に向かおうとしない我が子に対しこのような焦燥感をお持ちではありませんか?
「やらなきゃいけないとは理屈ではわかっていても、体が動かないんだよな」というのがお子さんの声ではないでしょうか?大人でもそうですが、優先順位がわかっていてもついつい面倒なことを後回しにする、まだ思考回路の幼い子どもでしたら尚更そうでしょう。ですから、そうなってしまったとしても何ら不思議ではありません。
「子どもの自主性を尊重する・本人に任せる」というのは理想ですが、これではお子さんは永遠に動きません。言葉は良くないのですが受験の成功を考えた場合、子どもに対しては「性悪説」の見地で接しなくてはいけないというのが長年数多くの生徒を見てきた私の結論です。つまり、「子どもを放置したら何もしない」という前提に立ち、親もしくは講師が徹底して管理しなければなければならない」ということです。巷で言われる「中学受験の7割は親で決まる」というのはこのことを指しているのではないでしょうか?
具体的に言えば毎日の学習時間・宿題・寝起きの時間までお子さんの過ごす1日を丸々管理してくださいということです。
「これでは子ども自主性が育たないではないか?」と思われるかもしれませんが、大事なことは入試で合格を勝ち取ることだということを忘れてはいけません。最優先すべきは結果です。入試は動機・型・プロセスを問われるものではありません。学習習慣を根付かせ、その結果、合格を確実にするための最良策を選択してください。
たとえ強制的ではあっても学習習慣が根付けば、それが生活のリズムに組み込まれ、極端に言えば「勉強しないと落ち着かない状態」になります。この時期はこれを目指してください。
受験に成功させた親御さんは皆「厳しい方」(暴力的という意味ではなく)であり、「放任」「甘さ」とは無縁の方々です。また、自分にも厳しい方々でもありました。親御さんの「人間的資質」がお子さんを「受からせる理由・受からせない理由」に多大な影響を与えますので、受験期間はその辺りをお考えいただき、それを行動に移していただければと思います。