品詞ー接続詞③
2010年3月15日
本日は接続詞の三回目です。しっかり覚えていきましょう。
1.「説明の接続詞」・・前の事柄について後の文で説明するときに用いる。
例 彼は学級委員だ。つまり、クラスの代表だ。
「学級委員」という難しい表現を、同じ意味の「クラスの代表」とわかりやすく言い換えて説明しています。この言い換えのときに用いるのが「つまり」です。
※ 「つまり」も前回説明した「また」と同様、前後の文末が揃っていることが多いのが特徴です。
その他
例 彼はとても喜んだ。なぜなら、テストの点が良かったからです。
※ 「なぜなら」は後の文の「から」に続きます。ですから「なぜなら」を選択するときは必ず「から」とセットになっているかどうかを確認しましょう。
2.「転換の接続詞」・・前の事柄から話題を変えるときに用いる。
例 お元気そうでよかったです。ところで、お子様は今おいくつですか。
ところで」をはさんだ前後の文の内容が変わっていることに気付きますね。ほかにも「さて」「では」などがあります。
※ 転換の接続詞が出てくるところは話題が変わるわけですから、ここから段落が変わることが多いです。ですから「段落分け」の問題でも活用できます。