品詞ー接続詞①
2010年3月11日
本日は接続詞を取り上げます。その中でも特に入試にでやすい「順接」と「逆接」についてご説明します。
「順接」・・前の内容が原因・理由になっており、後の内容がその結果になること。
例 彼はやさしい男の子だ。(だから)、みんなから慕われる。
強く押した。(すると)、木が倒れた。
「やさしい」「強く押した」ことが原因・理由で、それぞれ「慕われる」「倒れた」という結果を招いています。前後がこのような関係になるときは「順接の接続詞」が使われます。
上記以外の例として「そこで」「それで」「したがって」「それゆえ」などがあります。
※ 前の部分の文末に「から」をつけてスムーズに後ろの文につながれば「順接の接続詞」が使われます。
例 彼はやさしい男の子だ(から)みんなから慕われる。
強く押した(から)木が倒れた。
「逆接」・・前の内容に対し、後の内容が予想外の結果、もしくはその逆の結果になること。
例 風邪をひいた。(しかし)学校に行った。
勉強は苦手だ。(でも)スポーツは得意だ。
風邪をひけば学校に行けないはずなのにその(予想に反して)学校に行ったり、また、「苦手」と「得意」のように相反することばがそれぞれ前後にある場合、「逆接の接続詞」が使われます。