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国語対策法を伝授

国語力をつけるのに読書は有効なのか?②

2024年4月06日

 続きです。

 私が「国語力強化のための読書」に懐疑的なのは前回お話しした通りですが、では、家庭で国語力アップのための学習は不要なのか?といえばそういうわけではありません。

 「漢字・語句」は空いた時間でひたすら進めてください。それから週テスト・模試の解き直しも有効です。しかし算数理科社会と違い、文章題の解き直しは国語のできない素人(失礼)は変な癖のついたまま自己流でやろうとしますので、いくら時間をかけても成果は出ず徒労に終わることが多いです。国語は「正しい接し方・解き方」をしないと一向に身につきません。ですから私は文章題を宿題に出すことがありません。変な解き方をされたら困るからです。国語の上達のコツは「講師と一緒に解く」「そこで「正しい解き方」を吸収する」「そして以降は吸収した通りに仕上げる」このルーティーンしかないのです。そういう意味で国語ほど個別指導によって効果が現れやすい科目はないのです(と言いますか、他の科目はともかく、集団一斉授業では国語力は身につかないのです)。

 さて、前述の「漢字・語句」ですが、これも10個覚えても11個目が入試で出てしまえば、そこにかけた時間は徒労に終わります。かと言ってやらないわけにはいきません。私は「薔薇」「檸檬」のような漢字を覚えるのではなく、「入試頻出漢字」を覚えればいいと思います。そしてそれを覚え切っても「11個目」が出るかもしれません。しかしそれはそれで仕方ないことです。自分のベストを尽くしても「漏れ」が出ることもありますので、その場合は潔く諦めましょう。

 オススメは「自分の受ける過去問に出てくる漢字・語句」「銀本に出てくる漢字・語句」「大手塾で配布された漢字・語句」です。だいたい入試で出題される漢字は決まっているものです。それを毎日いくつか「拾う→覚える」を繰り返すことが肝要です。1日も弛まずに・・です。

 そして文章題は前述のように「正しい解き方」が身につかない場合、たとえ今回は(たまたま)解けても次回は・・になりかねません。国語のできないこの特徴は成績が安定しないことです。良い時もあれば悪い時もある、これではダメで国語は常に「高値安定」でなければならないのです。そうしないと「他の科目(特に算数)でコケた場合のセフティーネット」にならないのです。

 アイスクールで国語に限らず授業を希望される方は「受講した科目で高値を定着させるための塾」とお考えいただければ幸いです。
 
 



 

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