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国語対策法を伝授

品詞ー形容詞

2010年3月02日

 本日は「形容詞」です。形容詞を学ぶとき、まず、活用形から教わることが多いのですが、それを暗記する苦痛さから形容詞がきらいになったり、理解できないままで終わってしまったりすることがあります。

もっと簡単な方法で覚えてしまいましょう。

1.「い」で終わることば・・「うれしい」「楽しい」「おもしろい」「悲しい」「空しい」などの感情を表す表現以外に「高い」「低い」「暑い」「寒い」「深い」「浅い」など・・挙げればきりがありません! 

 しかし、「い」で終われば何でも形容詞か言えばそうではありません。間違えやすい例として、「きれい」が挙げられます。「美しい」と「きれい」・・どちらも「い」で終わっているし、意味も似ているので二つとも形容詞ではないかと思いになるかもしれません。そこで、形容詞の特徴をもう一つ挙げますと、

2.名詞を修飾する・・名詞の前に付くことで、名詞を修飾する役割を持つ。例えば「花」という名詞の前に「美しい」を付けると、「美しい 花」となり、文が成り立ちますが、「きれい 花」ですと日本語として不自然です。その結果「美しい」は形容詞だと言える訳です。(「きれい」は形容動詞です。この説明は次回以降で)

 逆に言えば形容詞に続くことばが名詞と言えます。あることばが形容詞かどうか、または、名詞かどうかを判断するためにはこの「形容詞+名詞」のセット形が有効に役立ちます。

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