中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

ホーム > 最新情報&代表ブログ
国語対策法を伝授

子育てについてのお話。⑨

2024年3月15日

 ここまでをまとめますと

 (違法行為や他者を故意に傷つける行為でない限り)
 1 子どもの言動行為を「肯定する」。
 2 子どもの「嘘」や「迷惑行為」など(子どもに悪意はないことで親にとって都合の悪いこと)には寛容になる、そしてそれに至ったのは親側に原因があるのではないかと考える。
 3「短気な親」は運に見放される、短気の根底にはマイナス思考があり、その思考は現実化するので悪影響は自分だけでなく、子どもをも道づれにしてしまう恐れがある。 
 つまり「肯定する」「寛容になる」「短気な自分を封印する」が子育ての基本だと私は考えています。

 肯定されたり寛容に扱われたり親が穏やかだったりすると子どもは萎縮することなく心がのびのびしたままでいられます。そして、そういう子は未来に希望が持て楽観的に物事を考えられますので、実力だけでなく運も絡む中学入試では「思考が現実化する」という点で良い方向に導かれ易いのです。

 話は変わりますが、ここ最近、スケジュールが空くと「ぼーっとしている暇時間は悪」とばかりに「習い事」でそれを埋めようとする親御さんが増えているように思います。これも毎度申し上げていますが、習い事の数、それに費やした時間と中学受験成功率は反比例します。「中学受験成功を目指したいなら空き時間は学習に集中すべき、片手間で受かるほど中学入試は甘くはない」と言いたいんですね。「選択と集中」これこそが大事なのに、あちこちに手を出しエネルギーを分散させてしまい、それでも中学受験は成功するだろう、という「認識の甘い親」とは逆に、中学経験している親御さんはそのような「わざわざ成功から遠ざかるようなこと」をする方は少ないように思います。それは前々から言われている通り「中学受験を体験した親御さんの家庭で育った子の中学受験成功率は高い」というのは親自身が中学受験の厳しさを身を以て知っていて、比較的子どもに適切なアドバイスや指導をすることが可能だからなのではないでしょうか?

 自分からやりたくて習い事をする、習い事が気分転換になる。それならまだ良いのですが親の強制ならやめていただきたい。早起きして学校へ行き、学校で心身共に疲れて果ててからの習い事・・これは子どもを生身の人間としてみていない証拠です。(想像していただければわかりそうなものですが)これではお子さん身体が持ちません。そこに中学受験合格に必要な過酷とも言える量の学習を被せるのは無謀なのです。もしその習い事の継続をお子さんが嫌がっているのなら即刻やめるべきなのです。

 さて、「ぼーっとしている時間が無駄」という考えをなさる方も多いのですが、この「ぼーっとする時間」こそが子どもにとっては大事なのです。朝起きて寝るまでの間、スケジュールに追われて且つストレスを溜め込んでいる子どもの脳は硬直しています。例えるなら毎日が水をたっぷり含んだスポンジ状態になっているようなもので、溜め込んだ水を吐き出す時間(ぼーっとする時間)を与えず、結果的に「吸収すべきものを吸収しないまま、汚水だけを溜め込んだスポンジ」にしてしまっていては意味がないのです。

 次回に続きます。
 



 

記事情報
全て表示
カテゴリー: アーカイブ:
検索
検索:

RSS
第一志望として考えたい厳選主要中学校30案内東京23区
豊洲事務所外観
トップページ 当社の理念 無料体験授業 入会手続き及び
入会金・指導料金
指導スケジュール 人材募集