中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

成績が伸びないのはおかしいことだと思ってください。②

2023年10月07日

 続きです。

 年少時から塾通いしている子のほとんどは「やらされて」います。幼稚園を出たばかりの子で「将来の中学受験に備えて・・」と自分の意志で塾通いする子はいません。子どもというのは刹那的な生き方をするので、目先のことに対処するのが精一杯なのです。ですから仮に長期的に物事考えられる子だとしても、いつの間にかその意志はおぼろげになりいつしか初心は忘れてしまうものなのです。つまり「やらされている」ので他律的な強制がないと自分から学習することはないのです。

 強制された子は隙を見て逃げたがります。そして最低限のことだけやっていればそれで良し、叱られなければそれで良しという姿勢なのです。最低限のこと、例えば「サボらず毎日塾に通う」「サボらず宿題をする」「叱られるのでサボらない」など形が優先なのです。体裁が整っていればそれが真面目に学習したことになる、と考えています。しかしそこには肝心なことが含まれていません。それは「そこには魂が宿っていない」ということです。「うちの子は真面目に勉強しているのに塾に通っているのに成績が上がらない」という子は「体裁だけの学習」「魂の抜けた学習」を長年行なっているだけなのでそうなるのです。

 「なんのために勉強しているのかわからない」もちろん中学受験に成功するため・・くらいはわかっているはずなのですが、他律的な学習に慣れているとその「成功するために何が必要か?」すら見失ってしまうのです。物事の本質がわからなくなったまま「真面目に塾に行くだけの子」になってしまっているのです。

 できない子の典型例を申し上げます。例えば「テストの見直しをしない子」。テストの見直しをしない子は大抵成績が低迷しいています。

 テストの結果を親子で一喜一憂して終わり。そんなご家庭が多いです。「解き直しはやったの?」「してない」これができない子というものなのです。こういう子は「できなかった問題とそっくりな問題が入試に出たらどうしよう?」という想像力が働きません。「やらされ感」を抱いたまま毎日を過ごしていますので、めんどくさいことはしたくない、できなかった問題をまた見ることで再び嫌な思いはしたくない、など受験生とは程遠い幼稚な理由で見直しを避けようとします。本気で受かりたい子なら「落ちたらどうしよう」その恐怖が先にきますから、その克服するために解き直しをするものなのです。

 そして解き直しをしても「やっぱりわからないからやーめた」で終わらせる子も多いです。これも全く意味がありません。「以降はできるようにしておく」が大事なのです。わからなければ親に聞けばいいのです。無理なら私を含めた塾の講師に聞けばいいのです。場合によってはできる友達に聞いてもいいのです。なのにやらない。やらない理由は「めんどくさい」「そこまでして解けるようにしたいと思わない」「無能だと親に叱られるかもしれないからやらない」「講師にも無能扱いされそうで聞くのは恥ずかしい」つまり「受かりたい熱意」より「そういう言い訳」が勝った結果解き直しをしないのです。「諸々の学習は全て中学受験成功を導くため」その「物事の本質」がわかっていないのです。これではうまくいきません。

 字が雑で汚い子もそう。こういう子は「理解できない字で書いたら採点者が✖︎をつけるかもしれない」こういう想像力が欠けているのです。

 一事が万事。このように「受かるため何をすべきか?」を根本的に理解せず、「形だけの学習」を長年継続したとしても全く効果は上がらないのです。

 では、どうすべきか? につきましては次回お話しさせていただきます。

 
 

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