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国語対策法を伝授

苦しみの先には喜びが・・という生き方はしない。③

2023年9月14日

 続きです。

 勤勉さによって長年成功体験を積み上げてきた日本人は享楽的な生き方を本能的に避けているような気がします。しかしパラダイムの変化に伴い、各時代で求められてきた勤勉さは(現代においては)必ずしも「成功の素」と言い切れなくなってきた。その流れは薄々感じてはいるのですが、日本人のマインドはそう簡単に変わらないのではないかと思います。
 
 勤勉が楽しいものであり、その楽しい過程を経た先に成功(喜び)があるのなら問題ないと思います。しかし多くの日本人(今回は子どもを対象にしたお話にします)にとって勤勉は苦痛であることが多いのです。月曜日にはイヤイヤ学校に行く、帰宅後はイヤイヤ塾に行く、塾から帰ってきたらイヤイヤ宿題をする。なぜやる?やらないと未来が暗くなるから、だと思うのですが、未来を期待し1日の大半をイヤイヤで過ごし、だけどこれだと一生のほとんどをイヤイヤで終わらせてしまうのです。年金だけの生活は心配だから死ぬまでイヤイヤ働く、これではもう未来に期待するという話ではなくなってしまうのです。

 「勤勉」が苦痛なのは他律的だからです。学校に行かないと叱られる、塾に行かないと叱られる、宿題をやらないと叱られる、つまり人の目を気にして自分の意志でやっていると言い切れないことばかりやっているから苦痛なのです。遅刻しないのもだらしない人と思われたくないから、愛想笑いするのも敵意があると思われたくないから・・日常の何気無い行動も「・・だと思われたくないから」が基本にあり、生き方そのものが「ビクビク」なのです。毎日が他律的で、他人から攻撃されないための「ビクビク」の積み重ねだったらそれは「苦しみ」「ストレス」以外の何物でもありませんよね。こういう人が多いから「自分らしく正直に生きよう」なんて本が売れるんですね。だけど結局ほとんどの方はそんなことを夢見るだけで何もできないんですね。

 次回はこのテーマの最終話となります。

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