中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

苦しみの先には喜びが・・という生き方はしない。

2023年8月29日

 人生の節目、そこをどう乗り越えるかでその後の方向が概ね決まってしまう、その節目とは中学受験であったり大学受験であったり就活だったりする訳です。この「三つの節目」が人生を決定づけることを多くの人は認識しているので、自分の知力体力時間金銭など多くのエネルギーをそこにブーストします。そしてエネルギーを注入するだけでなく、より良い人生を構築する上で妨げになるであろうあらゆる煩悩怠惰を打ち消そうと努力し自身のブラッシュアップに努めようとします。

 「三つの節目」で他者に差をつける。具体的には御三家に入り東大を卒業して商社に入るみたいな。これの何がいいのか?と問われれば、簡単に言えば皆から称賛されるから経済的余裕が生まれるから、とお答えになるのではないでしょうか?。「他者からの評価」「経済的な満足」この二つは人に自分の恵まれた現在位置を確認させ、自己肯定感を与え、高い満足感をもって生きさせるための指標みたいなものです。その「他者からの評価」「経済的な満足」を得るための過酷な競争は実は小学生時代から始まっています。過酷な競争は子どもにとって相当な負担です。ですが嫌々ながら苦しみながら勉強する子に向かい親は「今は大変かもしれないけど、頑張れば後々いい思いをするよ」と説得し、時には激励し時には叱咤し我が子を「節目節目での勝者」にしようと躍起になるのです。

 しかしこの生き方で本当にいいのか?と時折思うのです。 例えば、とある南国の住民は仕事量を必要最小限にとどめ、空いた時間は踊りと仲間内でのどんちゃん騒ぎに明け暮れています。確かに貧しいのですが、笑顔を絶やすことなく瞬間瞬間を楽しみ優先で生きています。「遊び呆けたりせず将来に備え・・」「老後の心配を極力減らすために・・」みたいな「後顧の憂いを断つ」といった感じで生きていないのです(見た感じでは)。

 「欲しがりません勝つまでは」は戦時中限定のスローガンではなく、現代日本でも色濃く残っている「美德」です。忍耐しました我慢しました、でもその先は・・「きっと薔薇色に違いない」という実現するかどうかの確証もない曖昧模糊な空想のために今を犠牲にしている、だとしたら今の犠牲になんの価値があるのか?そこを考えていかなくてはいけません。

 次回はこのお話の続きとなります。

 

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