中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

ホーム > 最新情報&代表ブログ
国語対策法を伝授

成功を得るために最も必要な要素とは?②

2023年7月15日

続きです。

 前回もお話ししましたが、皆が一様に努力し頑張ってもAが勝ちBが負けるといった事態が起こります。そのような時「目に見えない運」の存在を認めざるを得ないのです。

 かと言って全て運任せ、これは間違っています。自分なりに最大限の努力をすることが大前提であり、その上での「運」なのです。タナボタを期待していいという意味ではありません。なぜ努力が必要かと申しますと「自分の叶えたい方向性」を明らかにするためです。例えば中学受験成功に向け努力して学習する人は「受かりたい」という方向性を知らず知らずのうちに具体的に明確にしている、これが大事で「運」というのは「そのはっきりした方向」を具現化を後押しする「能力」なのです。なぜ「能力」なのかと申しますと「運」とは偶発的なものではなく必然的なもの、つまりこれこれこういうことを意識し生活すれば自ずと身につくものだからです。「運」とは自分で作り出す努力の結晶、つまり「後天的に身についた能力」と言い換えられるのです。
 
 では、どうすれば「運」が身につくのでしょう?

 「運」は「明るい心」にしか宿りません。不安、心配、怒り、悲しみ、恐怖といった「暗い心」には宿らないのです。例えば「〇〇中学に受かりたい」もし受かったら嬉しいですよね。その実現だけを素直に考え努力すればいのです。しかし多くのお子さん親御さんは「本当に大丈夫なのだろうか?」と不安になったり心配したり、テストの結果が悪ければ「こんなんじゃ受からないよ」と親御さんが子どもを叱り、その親御さんの怒りを受け「僕はダメかもしれない」と悲しんだり、「落ちるかもしれない」という恐怖心に囚われたり・・「受かりたい」と願い努力する一方で、「受からないかもしれない」と相反する気持ちが芽生えた時に「運」は消えます。「運」は「うちの子はダメなんですよー」みたいな謙遜に忖度しません。そのまま受け取るのです。「受からない」「落ちる」「ダメ」を心の中で連呼すると「あー何度もマイナスの言葉を発している、受かりたいと言いつつ本心は落ちたいのだな」と「素直」に解釈し、「お望み」の不合格を誘導してしまう。「運」とは諸刃の剣ですので、扱い方を間違えると願いと真逆の方向に誘導してしまうのです。

 だからと言って褒める根拠もないのに、無理して褒める必要はありません。「無理して」という時点で「本当は子をマイナス評価している」ということになるからです。「あなたはやればできる子」と言った時点で「現実はできていないが・・」というマイナス評価をしてしまっているのです。実際はマイナスを積み重ねるだけのこの手の言葉は吐けば吐くほど運が遠ざかっていきます。そして「ストレートに愚痴る親」も(当然のことながら)お子さんを成功から遠ざます。とにかく日常の会話の中身が「お子さんのアラ探し」に終始している親御さんは「アラだらけの子にしたい」と願っているようなものなのです。

 まとめますと「親も子もご機嫌な気持ちでいる」ことが大事です。「ご機嫌な心に運は宿る」のです。不機嫌な家庭は運に見放されます。ですから日頃より自分の行動・言動には神経質なくらい注意を払わなければいけないのです。そして「家庭内は明るく」が運を宿すための大前提なのです。

 次回に続きます。

 

 

記事情報
全て表示
カテゴリー: アーカイブ:
検索
検索:

RSS
第一志望として考えたい厳選主要中学校30案内東京23区
豊洲事務所外観
トップページ 当社の理念 無料体験授業 入会手続き及び
入会金・指導料金
指導スケジュール 人材募集