中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

成功するにはこのようにお考えください。④

2022年11月22日

 続きです。

 ここまでお読みいただくと「積極的に失敗したほうがいい」「失敗がいいなら努力する必要はないよね」と勘違いされる方もいそうなので、少し補足させていただきます。

 もちろんスムーズに成功するに越したことはないのです。そもそもここで言う「失敗」とは「成功につながる糧」としてお話ししていますので、最終目標であり第一優先で考えるべきは「成功」であり、「成功を勝ち取ること」に価値があるのは間違いないのです。これは当たり前のことです。

 しかし、例えば中学受験でこのような結果が出た場合どう捉えるべきか?

1 一生懸命頑張った、そして受かった生徒
2 一生懸命頑張った、だけど落ちた生徒
3 大して頑張らなかった、だけど受かった生徒
4 大して頑張らなかった、だから落ちた生徒

短期的に見れば「1」と「3」が「成功者」なのですが、(長期的に見れば)「「2」がもしかすると「1」を凌駕するかもしれない」というのが私の感想です。「3」は確かに「成功者」ですが実力相応もしくはそれ以下で受かったのであればそうとも言い切れないところがある、そして物事を甘く見て今後努力を軽んじることになれば「合格がゴールでそこ止まり」で終わる可能性が高い。「4」は「2」と同じく失敗なのですが、同じ失敗でも意味が全く違います。

 それは、「2」は努力の結果失敗したとしてもそこから何か学びを得、その学びによって「形を変えた将来の成功」を導くことができる、しかし「4」にはそのような恩恵が訪れることなく、真の「失敗者」として終わってしまうからです。そして「2」が「1」を凌駕する可能性が高いと思うのは「全力を尽くした上での失敗は、将来それ以上の成功をもたらしてくれる」ことを私の経験上知っているからです。そしてそれを信じられる人は「1」以上の成功を得ることができます。

 さて、私もリアルに「受験生の父」を体験していますので、親御さんが我が子の受験を心配するお気持ちはわかります。ですが、(私事ですが)我が子とは勉強のことで揉めることはなく、そのまま中学受験〜大学受験まで第一志望校への進学を可能にしました。当塾生もおそらく「永田にキツイことやイヤミを言われた」という経験はないはずです。それでも結局みんな受かっていく。しかし、そういう接し方をするのは私が優しいからでもお人好しだからでもありません。

 「皆、努力している」ことを認めているからです。自主的に頑張れる子は自分の人生を自分事として考えています。入塾当時は「親にやらされている」「いやいや勉強している」だった生徒も、永田とのコミュニケーションや自らの気づきによって徐々に自分の人生を自分事として捉えられるようになったり積極的に努力するようになったりして6年生にもなると成績を伸ばし受かっていきます。このように、学校でヘトヘトになりながらも夕方から塾に通い、土日も頑張って勉強、、、という生徒に対し私は「叱る」ことなどできないのです。そして「小学生のうちに全力を尽くす体験をした子、修羅場を経験した子」は将来成功者になる可能性が高いです。ですが子どもがそうなるかならないかは、日常生活で彼らが一番長い時間関わり、且つ影響を受ける人、つまり「親」次第なのです。

 もし、努力を日々重ねるお子さんであるのに、それでも心配するのであれば、それは「子のため」というより「子のために憂き目を見たくない自分の都合」つまり「親のエゴそのもの」ということになるのです。この「親のエゴ」が全面に出てしまうと、結局「親子共倒れ」になることが多いのです。

 「心配」という名の「親のエゴ」はどのような「負」をもたらすのか?
 そのあたりのお話は次回とさせていただきます。



 

 

 

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