中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

人間力がモロでるのが国語という科目。

2022年10月18日

 中学受験の合否を決めるのは学力です。学力は先天的才能(遺伝とか)に因るのかもしれません、が、それを活用できなければ宝の持ち腐れ、活用とは後天的才能の一つである「努力」を意味しますから、結局、後天的才能を発揮しないと、いくら素材がピカイチでも入試はうまくいかないのです。だから「頑張らないと努力しないと受からないよ」は間違いない事実です。

 ですが、その「頑張る」「努力する」が「泣きながら叱りながら」でしたら問題です。受験成功を過度に期待するあまり、児童虐待に等しいことをしてしまい家庭を崩壊させるくらいならそのような「不健康な入試」は止めた方がいいのです。何度も申し上げていますが中学入試は「自分の人生をドラスチックに変えるきっかけ」の側面がありますので、本来はワクワクウキウキしながらやるべきなのです。だから親が叱る、講師が怒鳴る、みたいなことは中学入試にそぐわないのですが、それをしてしまっている親・塾講師は物事の本質がわかっているのかな?と疑問に思ってしまいます。

 物事の本質がわかっていない人が指導的立場になると、対象者をミスリードしてしまいます。現在「うちの子の学力が伸びていない」とお悩みの親御さんには「そのミスリードの集大成が今のお子さんを作り上げてしまったのですよ」とお伝えしたいですね。

 さて、「肝心なことを優先してやらず、どーでもいいことに執着する本末転倒の子育て」で子どもはどのように育ってしまうのでしょう?確実に「生存能力に欠ける子」に育ちます。子育ての第一の目的は「自分一人の力で生きられる子に育てあげる」です。ですが物事の本質がわかっていない親御さんはその逆の「自分の力で生きられない子」を作る子育てをしてしまっているのです。つまり「自分で考えない、自分で工夫できない、自分で行動しない」子にしてしまっているのです。

 こういう子育てをしてしまう「現代の親」は不景気・氷河期丸かぶりの世代です。このように負の体験を積んできた人はとにかく生き方が慎重、失敗を過剰に恐れます。その「失敗したらお先真っ暗」の恐怖から「石橋を叩いて渡る転ばぬ先の杖的な生き方」が習い性になっています。その価値観のまま子育てしてしまうのです。手取り足取り、子が皆まで言う前に、その意を汲み取り先回りして動き回る、そして「子供に失敗させないことは良いことだ」「よく気づくサービス満点の親になるのは良いことだ」と勘違いし更に必死に動き回る。ですが、これが「生命力のない子」を作り上げていることにお気づきいただきたいのです。

 そのように育った子は親が何でも察してくれるので失敗経験も少なくのほほんと過ごせます。すると、自分は何もしなくても楽勝で生きていけると子どものうちから「勘違い」してしまいます。そして生物が生存するために備えた本能、例えば「集中力」「注意力」「思考力」「忍耐力」など、どれもこれもが鍛えられることなく欠落してしまうのです。

 そうして全て欠落してしまった結果、最もその負の影響を受けてしまう科目が「国語」なのです。国語は上記の「生きるために不可欠な要素」を駆使して解く科目ですから、表題の通り「人間力=国語力」になってしまうのです。過保護に育てられ生命力の乏しい子の国語の成績は概ね悪い。逆に国語の成績をみれば「どういう育てられ方をしてきたか?」を感じ取ることができるのです。

 次回はさらに詳しくお話ししてまいります。


 

 

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