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国語対策法を伝授

特記 第4回四谷大塚合判テストの結果のご報告。

2022年10月14日

 第4回四谷大塚合判テストの結果が出ました。
 当塾生につきましては「うーん」の結果。1〜3回まで順調に推移してきましたが、今回は点数を落とした生徒が多かったように思います。逆に今回が一番よかったという生徒もいました。( ちなみに永田個人の感想は、算数標準、理科やや易、社会標準、国語やや難でした。)また、国語では2名が偏差値15UPを達成しました。

 巷の情報でも今回のテストが一番難しかったいう声が多かったようです。では、なぜ「今回のテストが一番難しかった」という印象になったのか?それは「思考力を問う問題が多かった」の一言に尽きるのではないでしょうか?込み入った問題が多ければ多いほど生徒さんはお手上げになってしまう。一方でそれを苦にしない生徒もいた。テストの結果の差は思考力の差だったと思われます。

 ここ最近「なぜそうなるのか?系の問題」が苦手な子が増えてきた印象です。思考することをめんどくさがり億劫がる子は、問題が瞬時に解けないとわかると「やーめた」で終わってしまうのです。考えようとか工夫しようとか粘ろうとかそういうのがないのです。

 そんな子どもたちを育てた現代は「思考停止を良しとする時代」であるような気がします。 例えば「廊下は走ったらダメ」と先生に言われたら、なぜダメなのか?を考えもせず校則に従う、本当にコロナ感染対策になっているのか疑問の「マスク着用」も、なぜ必要なのか?を考えもせず周りに合わせて着用する、など「考えたところで仕方ない」世の中になっています。いちいち荒立てるよりも、穏便に事を済ますのが良い、という価値観が「余計な事を考えないで黙って従いなさい」という文化を作り上げてきたような気がします。家庭でもじっくり考えようとしている子の横で親が「さっさとやりなさい」と急かしたり、「これはこういう事でしょ」と先回りして答えを言ったりする。このような社会や家庭の中で「思考力を鍛えましょう」と言われても、鍛えようもないのが「悲劇的な環境」におかれた子どもの現状なのです。

 教わった事、覚えた事をさっさと吐き出せば点がもらえる問題を上位校の入試問題で見ることはありません。優秀な生徒を集めたい学校であればあるほど「思考停止の人間が今後増えていくであろう現代社会」を危惧しているからそのような陳腐な問題は作らないのです。その代わり「こんなの塾で教わったことないよー」「こんなの先生から教えてもらってないよー」みたいな「その学校オリジナルの問題」をどんどん出してきて、その場での思考力を問わせようとする傾向にあるのです。だから受験生もそのトレンドを無視した「従来通りの古い学習法」に依存しているだけでは入試に対処できなくなるのです。

 今回の合判で点数が取れなかった生徒さんは自分の思考の浅さを再認識し、次回のテストで、ひいては入試で「何をすべきか?」をよくよく考えてみるといいと思います。


 

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