中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る！！

　本日は９月最終日。そして明日は10月1日、つまり２月入試まで残り４ヶ月ということになります。

　暑さ寒さも彼岸まで。朝夕涼しくなると、冬の訪れ、そして入試本番が迫っていることを意識せざるを得ません。今まで他人事のようにのんびりしてきた子も急に焦り始め、ここから一気呵成に仕上げていこうと目論むようになります。しかし考えることは皆同じ。１日の学習量は同じように増えますし、真剣味も同じように増しますので、そこから先は努力レベルであまり差がつかなくなります。ですから大逆転・下克上を目指したいのなら、並大抵の学習に止まっていては成功できないのです。

　成績が伸びずここまできてしまったのは「頭が悪いから」ではありません。「どうしても受かりたい・成功したい」という意欲の無さが原因なのです。もしくは「親が受験しろとうるさいから」みたいに「当事者自身が関心のもてない受験」になっているからです。「興味のない受験をするくらいなら遊びたい」という本音を心に秘めた子は、まず間違いなく受験で失敗します。それは当たり前です。「受かりたい、だから真剣に取り組んでいた子」が多数を占める受験において「やる気のない生徒」が「偶然受かってしまった、ラッキー」みたいなことは起こらないからです。

　さて、受験に対し真剣に取り組める生徒は、ただ単に「勉強が好き」「真面目」「親に従順」だけでなく、「野心家」です。

　受験は公平な戦いです。その人の背後にある諸々（身分・貧富・出身・姿形の美醜など）に関係なく、「勉強さえすれば誰でもチャンスを勝ち取ることができる」という極めて平等な戦いなのです。

　ここでいう「チャンス」とは人生を劇的に変えるチャンスを指します。だからこのチャンスを生かし遠慮なく他者の上に立てばいいのです。ワンチャンスでそれを勝ち取ることができる。そういうことに興奮できる、いわば「ギャンブラー的野心家」「下克上大好きっ子」みたいな子が成功するのです。

　仕事もそうですね。「一発当ててやろう」で商売を始める人は、中には失敗する人もいますが、大成功を収める人もいる。突き抜けた成功者とは上記のような気質の持ち主であると同時にワンチャンスを確実にモノにできる人です。

　チャンスというものは長い人生においてもそうゴロゴロと転がっているものではありません。チャンスに遭遇したなら必ずゲットしないと「残念な人生の連続」で終わってしまうのです。中学受験はまさに千載一遇のチャンスなのですが、なのに「受験勉強が辛い」など後ろ向きな発言をする子は「何がチャンスか？」を理解していない点で幼稚、思考が幼稚であること自体が、今後何をやってもうまくいかないことを示唆しています。

　「絶対に成功して俺は上に立つんだ」こういうお子さんは是非「受験ゲームで）一発当ててください。「勉強がめんどくさい」「受験が辛い」という人はこの「人生ゲーム」から降りてください。入試は「成功したい」と切に願う人だけが受かればいいのです。

　なんの生産性もないモバゲーにちまちま課金する暇があるのなら、人生をかけた大勝負、その前哨戦である「中学受験」というゲームに、身も心も費用も時間も全てをフルベットして勝ちを取りにいってください。中学受験はギラギラ・ワクワク・ドキドキしながら挑む類のものです。