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国語対策法を伝授

受験に勝てる子。②

2021年12月28日

 続きです。

 「真面目で素直で克己心のある子」受かる子はこういう子です。間違いありません。

  それに加えるなら「逃げない子」「めんどくさがらない子」ですね。これも重要な要素です。

 「親に促されないと勉強しない子」「親に促されても反抗してやらない子」。ま、こういう子は落ちますね。なぜなら勉強から逃げてるし、めんどくさいと思っているだろうし、何よりも真面目でも素直でもないからです。私立中学の側からすればこのような「問題児」を積極的に入学させる理由はないのです。しかし、こういうのは不思議と答案用紙に反映されるもんなんですね。ですから結果として「不合格」になるのです。答案用紙の中身は「その子の人間性と人間力」そのものなのです。「ペーパーテスト一つで何がわかるんじゃ」ではなく「ペーパーテスト一つで大体の背景がわかる」のです。

 ですが、「勉強から逃げる子」「勉強をめんどくさがる子」にしたのは、ほかでもない親御さんです。簡単に言えば教育が下手なのです。ですが、ここで親御さんの責任を追及してもあまり生産的ではありませんので、これくらいにしますが、では、どのようにすれば良かったのか?

 (これも毎度申し上げていますが)「子に暇な時間を与える」です。毎日毎日習い事で脳がパンパン状態なら、「理解に時間のかかる勉強」「考えなければ先に進めない勉強」は負担でしかありません。子どもに限らず負担はしんどいから避けようとします。この状況が続けば「勉強は嫌い」になるのは当たり前の話なのです。「毎日をスケジュールで埋め充実させることが子の幸せ」みたいなことをおっしゃっている方は、大抵自己満足型の親御さんです。子どもは学校だけで十分忙しいしストレスが溜まっているのです。そのお子さんの生活背景を想像できない点においても、明らかに子育て下手と言わざるを得ません。

 それから「勉強を子を叱る道具にしない」ことも大事です。「勉強が終わるまで遊ぶな」「この単元までやらないと夕食抜きですよ」みたいな。また「ご褒美にしない」ことも大事。「テストで満点取れたら〇〇買ってあげる」のようにですね。勉強は「〜だからやる」「〜だからやらなくてもいい」というものではなく、日々淡々と日常習慣として行うべきものなのです。
    
 また、父親主導の入試に失敗例が多いのは、上記に加え子どもを「まるで部下のように」扱う傾向が強いからです。家庭を「逃場のないブラック企業」にしてしまうのです。常に上から(上司)目線の父親。これでは子どもが「もーいやだ」になってしまうのも無理はありません。(わかりやすい例で言うと「2月の勝者」に出てくる島津の父)

 以前から上記のようなお話はしてまいりました。

 私自身この仕事を生業としており、一方で実際に我が子の中学受験〜大学受験まで関わり「リアルな受験生の父親」を経験してまいりました。そして中学〜大学まで第一志望校に合格させてきた実績と成功例を元にお話をさせていただくことが多いので、決して「意味のないこと・参考にならないこと」を(このブログ内で)語っているわけではないのです。ですが、こういうお話をさせてはいただくのですが、現実はなかなか「子どもに寄り添う家庭」が少ないように思います。

 日本人は「子どもに優しくする」と「子どもに甘く接する」「過保護に育てる」をごちゃ混ぜにする傾向にあります。また、「子どもをきちんと教育する」と「暴言を吐く」「自尊心を傷つける」「虐待する」をごちゃ混ぜにする傾向もあります。そして、「肝心なことをやらず、逆にどうでもいいこと、やってはいけないことに心血を注ぐ」のも「子育て下手」な親御さんに共通して見られる傾向です。そして我が子を入試でコケさせます。

 お子さんの入試の結果は家庭力、親御ざんの教育力そのものです。

 その辺りをよくよくお考えいただき1月入試までの残りわずか、1ヶ月後の2月入試に備えてください。

 今年のブログはここまでとします。
 良いお年を。




 
  
 

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