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国語対策法を伝授

勉強する本当の目的。⑤

2021年12月10日

 続きです。

 「受験成功のための勉強」これが本来の目的です。しかし、それに向けた学習途上で「物事の本質」を知ることができるようになる。長い人生ではこちらの方が大事で、それに基づいた人生を歩むことで「自分らしい独立した生き方」ができるようになる、これが前回までのお話でした。

 「物事の本質」は往往にして数値化されます。「AI」「アルゴリズム」「バイオリズム」「統計学」などはその極みです。そして比較的正確で且つ的確な方向へと物事を誘導してくれます。「数値化された物事の本質」に従うことで人生の無駄を省くことができ、生き様は安定します。

 しかし数値化された事実に拒否反応を示す人が多いと、せっかくの「良い方向性」を断ち切られてしまいます。例えば周りにこのようなことを言う人はいませんか?「理屈をこねるな」「こんなのは机上の空論だ」「やって見ないとわからないだろ」「数字ばかり言う人は頭でっかちで人間味に欠ける」など。もしその人が声が大きく威圧的な上司・親・先輩・先生だったら、あなたの「物事の本質に従い、より良く生きよう」という人生方針はたちまち頓挫してしまいます。

 わかりやすい例が「太平洋戦争」です。アメリカの軍事力・兵力・資源力は当時の日本を(数値化されたそれとの比較で)圧倒しています。つまり戦う前から「数字で負けている」→「戦争しても負ける」はわかっていたのです。これが物事の本質です。しかし、声が大きくジャイアン的で居丈高な軍上層部の「黙れ」の一言でなし崩しに「好戦モード」になってしまった経緯があります。「尽忠報国」「堅忍持久」など「数字よりも精神力重視」のスローガンで勝とうとしたのですが、如何せん、精神力は超能力ではありませんので、冷徹ながらも正しい方向性を示す数字には理論上負けてしまうのです。ですが結局、軍の方針がマスコミや財閥を動かし、民衆もそれに靡き同調した結果、日本は焼け野原になりました。

 では、戦後日本は民主国家になったのだから、皆それぞれ自分の考えで生きられるようになったか、といえばそうではなく、相変わらずの同調圧力、マスコミ報道絶対視の 民衆、声が大きい人が幅を利かす国のままなのです。そしてそういう威圧的な人の支配下で、日本はこの30年、どの先進国よりも経済的に伸びておらず、後塵を拝しています。会社の幹部は「社会に貢献することを生きがいにすれば賃金が多少低くても文句は言えないはずだ。みんな我慢しているんだ。理屈をこねず頑張れ」とかいうのです。これでは賃金は上がりません。軍人が会社の上司になっただけ。戦時中の日本と何も変わっていないのです。株価も先進国の中で唯一右肩上がりになっていません。時代とともに社会は発展しますので、発展の数値化が株価総合指数であるなら(個々のの銘柄はどうあれ)それが伸びていくのは当然の理屈なのです。この数値からあぶりだされるのが日本だけが発展していないという事実なのです。その要因となっているのが「数字よりも精神力」を求めてしまう日本人の資質なのです。コロナ禍の現代も日本人の対処法は戦時中とそう変わってはいないのです。

 しかし、学校でも家庭でも会社でも理不尽を強いられ、それを「仕方がない」「事を荒立てない」「長い物には巻かれろ」で済ましてきた人にも問題があります。日本人は真面目で礼儀正しいと言われますが、その正体が「社会から村八分にされないための盲目的従順」に起因するものなら何の意味も価値もないのです。

 理屈・数字で説明できないことは本質から外れたことであり、それに従うことは誤った道を歩むことと同義なのです。自分が大事なら自分を変える勇気、自分を貫く勇気も必要なのです。

 今の生徒さんたちには受験で成功してもらいたい。しかし、それ以上に受験を通して知り得た本質に従い、自分自身の考えで生きて欲しいと願うのです。

 次回は新テーマです。



 



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