中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

必ず当たりに行き着くのが人生というあみだくじ。②

2021年10月22日

 続きです。

 紆余曲折、挫折というのはあみだくじでいうところの「横線」。自分が最短で到達したい目標が「縦線の真下」にあっても、くじの性質上、そこにたどり着けないことが多いです。しかし、その隣には自分の設定した目標以上のお宝が眠っている。数多くのマイナス体験を経た後、そこにたどり着く可能性は大いにあるのです。

 これが前回のお話でした。

 さて、人生が「必ずあたりに行き着く」のであれば、「サボってもいい、怠けてもいいのか?」「それで当たりくじに辿り着けるなら人生楽勝」と勘違いされる方も多いと思います。
 
 ここで言う「サボる」「怠ける」はそもそも「くじに参加しない」→「はじめからお宝にたどり着ける可能性がない」という意味です。逆に「くじに参加する」とは「努力する」「最善を尽くす」という意味です。この大前提がなければ「くじに参加するチャンス」すらないのです。

 中学受験は真面目な子が受かります。どんなに能力があっても自ら努力しようとしない子はいい結果が出ません。
「サボる」「怠ける」生徒は「どうせ努力しても受からないだろう」とか「頑張ったところで成功するとは限らない」とか「成功するとは限らないなら遊んだほうが得だよね」とか、そういう発想をします。

 中学受験成功は一筋縄では行きません。当然苦しいことの方が多いです。でもそれはあみだくじでいうところの「横線」です。たとえ苦しくでも、横線に翻弄されても「進む」=「目に前のことに真摯に取り組む」ことを継続すれば、最終的には何かしらのお宝に行き着くのです。しかし、「サボる」=「くじへの参加を放棄する」では何も得ることはできません。

 当塾は私立中学合格率100%を継続中ですが、授業時に大事にしていることは、この「あみだくじ」のような話をして生徒さんを鼓舞することです。ただ「やりなさい」「頑張りなさい」という叱咤だけでは子どもは動きません。「なぜ頑張らなくてはいけないか?」などの「成功の根本原理」を懇々と説明し、それに納得しなければ子は動きません。これは一日の長たる大人(親・講師)が日頃よりやるべきことなのです。

 どんなに不器用な子でも、どんなにできない子でも「この子は愚直に頑張っているな」と評価できる子は不思議な受かり方をします。例えば「合格最低点でギリギリ受かる」とかです。一番印象深かったのが第一志望校から第八希望まで受けたのに全て不合格だった子。この生徒さんは過酷な状況にもかかわらず、大人顔負けの精神力で2月1日〜7日まで頑張ったのですが、結局全落ちしました。

 しかし、その後第二志望校に補欠で受かったのです。あみだくじの横線に翻弄されながらもその生徒は止まらなかった、そして最終的に「お宝」を得たのです。(その後充実した中高時代を経て、最終的にK大学に進学)。

 当塾では「補欠で第一志望校もしくは第二志望校に入れた」という子が数多くいます。思い返すと全て「真面目な男の子」「粘り強い女の子」でした。こういう事実が度々起こりますので、「どんなに厳しい時でも全力を尽くしましょう。うまくいかないことがあってもその経験の積み重ねが結局力と運を養うことになる」ということを伝えていきたいですね。


 人生もそうですね。大人になってからもそうです。成功しない人は、何か嫌なこと、不都合なことがあるとすぐに「やーめた」と短気を起こしてしまう人です。これは繰り返し申しますが「くじからの逃避」を意味します。これは自分から運を捨ててしまうことと同義ですね。勿体無い話です。どんなに壁が高く聳え立っていても、努力する習慣を持てば、たとえ壁を乗り越えられなくても、何らかのきっかけで壁の横に放置された別のお宝に気づくこともあるのです。

 挫折はあみだくじの横線と考える。そして諦めず真摯に努力し前進する。さすれば必ず宝に行き着く。この考え方は大事です。そして、それに以上に大事なことがあります。
 
 
 そのお話は次回とさせていただきます。


 


 





 

 

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