中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

自分から変わろうとしない限り、人は変われないし変わらない。

2021年5月29日

 親御さん方は不思議だと感じませんか?

 低学年から大手塾に通わせ家庭教師もつけ親も手取り足取り指示指導しているのに、どうして子どもの成績が一向に上がらないのか? そして、お子さん方もそう感じませんか?勉強漬けの毎日なのに(ほんとか?)、どうして成績が一向に上がらないのか? しかし、大半の方はこの「不思議なこと」を「不思議がる」だけで解決する努力にまでは至らないんですね。受験当事者でありながら本気度が低いからです。このように入試を「自分の入試なのにどこか他人事」と考えている親子に「入試の神様」が微笑むことなどあるでしょうか? それは無いと思います。本当に「本気」なら、親も子も自身を変えなければいけません。現状維持で自然解決できるほど中学受験は甘くないのです。
 親も子も「努力」はしているのに結果が出ないことに忸怩たる思いをしている。そういうご家庭は本当に多いです。その結果、塾が悪い、講師が悪い、環境が悪い、と転塾を繰り返します。「青い鳥症候群」ですね。こういう方は「いじめられたなら転校すればバラ色の未来になるだろう」とか「社内での人間関係が悪いので転職すれば道が開けるだろう」とか考えてしまうタイプですね。ですが、残念ながらどこに行っても同じです。そこには一定数のいじめっ子やパワハラ上司はいるのが世の中の常だからです。むしろこんなことを繰り返して自分のキャリアを傷つける方が余程リスキーなのです。「外部が悪い」とばかり考えている人は成功しません。転塾を繰り返す生徒のほとんどは不本意な結果で終わっています。かと言って今居るところで輝こうと努力しない子も同じような結果で終わります。こういう残念な親子に共通しているのは「変わるべきなのは自分なのだ」という考えが欠如していることです。
 私は塾に行ったことがないので良くわからないのですが、外部に頼ったり、親にガミガミ言われたりして、泣きながら嫌々勉強している「のび太化している自分」って何かかっこ悪くないですか? 私はのび太扱いされ喜ぶほどプライドは低くありませんし、他人からいちいち指図されるのも嫌なので、年少時から「勉強は普通に独学でするものだろう」という考えでした。こんな子どもでしたから親は教育費「ほぼゼロ」で助かったのではないでしょうか(笑)。
 親も子も「勉強とは誰かに教えられて嫌々やるもの」という固定観念から抜け出せない限り、どんなに塾に通ってもどんなに教育費をつぎ込んでも成績は伸びません。なぜなら「勉強は自分でやるものだ」という至極当たり前のことが抜け落ちているからです。「馬を水場に連れて行っても、水を飲むか飲まないかは馬次第」なのです。つまりお膳立てをしてあげても(ここまでが塾の仕事)肝心の馬(生徒)が水(合格に不可欠な情報)に興味を示さず飲まなければ(家庭学習を疎かにし定着させなければ)意味がないのです。かと言って、馬主(講師や親)が良かれと思って押さえつけて無理やり水を飲まそうとしても馬(子)は感謝するどころか反発するのです。このような状態になっているご家庭は本当に多いですね。「水を飲む必要性」を外部(塾・講師・親)が教えてあげることは可能です。「塾の先生の一言で目覚めた」とか「親の考えに共感できた」とかで学習に意欲的になれるならそれに越したことはありません。しかし「なぜ、水を飲まなければいけないのか?、そうか飲まないと死ぬもんな、もっと生きたいもんな」と、馬が自身で考え、納得し、行動する(水を飲む)ことの方が何倍も大事なのです。同じように「学習しないと自分の将来が不本意なものになる」→「学習によって自分の人生がプラスになるのなら自分から動くのは当然のこと」を心底理解し、行動に移せるなら、そのお子さんの将来の展望は明るくなるでしょう。
 
 自分の人生なのに「勉強は全て外部にお任せ」「塾や親の言われるままに」という考えそのものがダメなのです。恥ずかしいのです。全面的に(自分の人生を他者に)委ねてしまうことに対しては「自分のプライドが許さない」くらいの気概は持って欲しいです。「鬼滅の刃」の中に「生殺与奪の権を他人に握らせるな」というセリフがありますが、まさにそういうことなのです。

 気概のなさ=自信のなさ=自己肯定感のなさの原因のほとんどは親の過干渉が原因です。親が子に構い過ぎなのです。良かれと思ったことが逆作用していることに気づいていないのです。過干渉を「愛情」だと勘違いしてしまっているのです(つけ加えるなら、できない子を持つ親御さんは、どうでもいいことに厳しく、肝心なところで甘いという共通点があります)。その日常の「当たり前」「我が家の常識」を一回崩しましょう。(親も子も)自分の内部に革命を起こさない限り変われないし変わらないままで終わってしまうのです。

 ガリ勉推奨という話ではありません。自分が自分のために生きているという自覚があるなら、必然的に自分から机に向かうだろう、というだけ話なのです。

 

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