中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

2月入試まで残り50日です。

2020年12月13日

 2月入試まで残り50日です。ギリギリになってようやく当事者意識が芽生えてくる生徒も多いのですが、毎日を真剣に過ごそうと決意するならまだまだ伸び代はあります。伸び代があるということは、合格可能性に近づけるチャンスがまだ残されているということでもあります。もう50日しかない、と諦めるか、本番はこれから、と学習に拍車をかけるか、当然のことながら後者に幸多しという結果になるでしょう。当方も土日10時間授業で皆さんを応援してまいります。
 さて、私はこういう仕事をしていますが、「〇〇学校に合格させました」には興味がありません。そもそも合格したのは本人の力であり、当方は(受験生が気づいていない)合格に必要なヒントを与えたにすぎません。ただの手助けなのに殊更大げさに「塾の力で受からせてやった」みたいに吹聴するのはおこがましい行為と考えています。入試で重要なのはその「本人の力」を遺憾なく発揮することができたかどうか、そして結果を出せたかどうか。その一点だと考えています。
 中学受験は過酷で、意志の弱い子どもが思いつきや軽い気持ちで参加し全うできるものではありません。そんなに甘くはないのです。学校帰りに塾に向かい、夜遅くまで学習する。毎度毎度の成績に関わるプレッシャー。それだけでも大変。これを何年も辛抱強く繰り返しやっと得られる合格なのです。よほど強い意志がないと手繰り寄せることのできない合格なのです。また、受かる人が少なく落ちる人多数なのが入試というもの。そのように厳しい環境・条件下で受かること自体が大仕事であり成功なのです。小学校時代をのほほんと過ごしてきたのに、それを棚に上げ、日々大変な思いをしているお子さんに厳しくあたるような中学入試未経験のご父兄がいらっしゃるのであれば、まずはお子さんの過酷な状況に共感し、諸々気遣ってあげてください。それが「親力」「思いやり」というものです。
 中学受験を成功させたお子さんは学力が優れているからそうなった、というより、優れた学力がつくに至るくらい総合的人間力が備わっていた、と考えるのが正しいかと思います。まずは「人間力ありき」なのです。
 スポーツのできる子=爽やか=人間的魅力に溢れている、という評価の一方で、勉強のできる子=頭でっかち=人間的魅力が少ない、など「思考の浅い人にありがちな根拠無き先入観・やっかみ」が未だ蔓延る日本社会ですが、ニュートラルな立場でみれば、受験成功者は

1 目標を定め、逆算して事を計画的に遂行する力がある
2 意志が強固で、粘り強さがある
3 好奇心および探究心がある
4 日頃より集中力と忍耐力が鍛えられている
5 数多くの失敗から成功得るために創意工夫する力がある
6 考える作業を厭わず、合理的且つ柔軟な思考経路を日々養っている
7 長時間の学習に耐えうるだけの体力がある
8 日常的な他者との比較で自分を客観視・俯瞰できる能力が備わる
9 塾の講師など親以外の大人とのコミュニケーション能力がある
10 向上心が強く勝負勘が鍛えられている

 などを得ています。
 このように、スポーツマンが持っているであろうこと、もしくはそれ以上のことを受験生も持っているのです。ですから「どちらも素晴らしい」のです。

 「〇〇中学に入りました」以上に、その過程で1〜10という副産物を得られることが貴重なのです。中学受験を体験したお子さんはこのような「総合的人間力」を鍛える機会を得ることになります。例えば有名企業が「中学受験を経て、世間的に評価の高い大学を出た学生」を欲しがるのは、頭脳明晰だからというより、ひとえに「過酷な過程を経てきた事実がある→相当頑張ってきたのだろう→総合的人間力が優れているのだろう」と推察・判断するからです。学歴フィルターを批判する声もありますが、実利重視・発展重視の企業がこのような採用基準を設けるのは「当たり前中の当たり前」「基本中の基本」なのです。むしろ海外と比べ日本は緩いくらいです。

 優秀な中・高生は無学・無気力な大人に比べ、学力は言うまでもなく人間的魅力が何倍も備わっています。
 私はそういう学生を結果的に育てる中学入試そのものに存在意味・価値があると考えます。
 
 次回に続きます。

 

 

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