国語が苦手な生徒が増えている
2010年2月03日
以前ですと苦手な教科といえば「算数」。成績の上がらない算数を何とかしたいという気持ちから塾通いを始められた方も多いのではないでしょうか?
しかしここ最近、四教科のなかでも特に国語が苦手だという生徒が増えています。成績表のグラフを見ましてもそこの部分だけがボコッと 凹んでいるのです。かつて国語は女の子の得意科目でしたが、今は学年性別を問わず苦手意識をもつお子様が目立ち始めています。
「何とかしなくては」と思い、家庭でできることとしてまず思い浮かぶのは「漢字、語句の練習」。これ自体は必要不可欠な学習です が、国語の成績を飛躍的に伸ばすための根本的解決策にはなりません。なぜなら、それらの合計点はテストの得点全体の20%以下にすぎないからです。つま り、得点のほとんどを占める文章題を克服しない限り向上は望めないということなのです。今回は「文章題の克服法」についてのさわりの部分だけお伝えしま す。