11月に入りました。2月入試まで残り3ヶ月です。
2020年11月01日
11月に入りました。2月入試まで残り3ヶ月。日数で言えばあと90日です。
毎日毎日が確実に消えていきます。季節が冬に近づくにつれ、心も緊張感・不安感で寒くなりがちです。しかし90回分の「毎日毎日何かしらを達成した事実」を積み重ねていけば、想像以上の力を蓄えた状態で2月1日の本番に臨めるに違いありません。自分を信じてそれを実行するのか、それとも否か、運命を握っているのは紛れもなく自分自身です。
私は「何が何でも御三家を目指せ」みたいな指示・指導はしません。自分の行きたい学校があるならそこに受かればいい。志望校を設定するのは本人です。
大事なことは自分が決めた夢を必ず自分の手で実現させる、ということです。そういう決意のもと、日々励んでくれればいいと思います。
中学受験合格では、憧れの学校に入れて良かったという満足感、将来の選択肢が広がるポジションに立てた安心感、努力が報われた安堵感と達成感、など諸々を得られますが、個人的には「勝ちグセをつけるきっかけ」を得られることが最も価値あるように思います。
人生はいたるところ勝敗の世界。言ってみれば中学入試も「勝ち負けの世界」です。そこで確実に勝ちを得るための過程・工夫・分析・熱意・自力・運は、人生に置ける「長い戦い」の中で参考になりますし有効でもあります。それを小学生の間に体験し、習慣化できること自体に価値があると思っています。
勝ちを重ねてきた人と、負けっぱなしの人とでは同じ人生でも見える世界がまるで違います。青空を満喫できるか地面しか見えていないかの世界です。
「勝ち負けなんて・・」と、そういうことに拘らない人は一見平和主義ですが、私からすれば努力することから逃げてきた人です。「何でもOK」で人生を妥協し続けてきた人です。そこには何の価値もありません。ただただ生きながらえてきたというだけで、そういう人はリスクを避けることが人生でもっともハイリスクだということに気づいていないのです。ですが、リスクを負うなら、必ずそれ以上のハイリターンを生み出さなくてはならないのも事実です。そのためにも常勝グセを早めに身に付けておくことが必要なのです。常勝するには踏ん張りどころというものがあります。この「踏ん張り」が人を大きく成長させるのです。これをいち早く体験できるのが中学受験なのです。
一度しかない人生は勝ってこそ=努力を重ね成長してこそ意味・価値があります。大げさかもしれませんが中学入試はそのための前哨戦なのです。
勝ちにいきましょう。