中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

育て方が下手だと間違いなく子は勉強ぎらいになる。

2020年10月06日

 「うちの子は勉強しないんです」はそのまま「うちの子は勉強ができないんです」に繋がります。勉強しなければ勉強できなくなるのは当たり前だからですね。そして勉強しない子はそのまま中学受験に失敗し、「学歴で優位な立場を得る」という人生のシナリオから遠ざかってしまい、スタート時点で出鼻をくじかれることになります。(公立中に入ってから挽回しようと頑張ったとしても)その実現は本当に難しい。公立と私立では学習進度がまるで違うからです。ですから親御さんが諸々心配されるのは当然だと思うのですが、しかし、子が勉強しないことを悩み嘆く前に考えるべきことがあるのでは、と思うのです。そうなってしまった原因は一体何なのか?根本部分の見直し、その上での解決無しには先に進めないのです。
 結論を申し上げるなら「叱る親が子をダメにする」です。これは間違いないです。年少時のお子さんに関わる全ての出来事(良きにつけ悪しきにつけ)の原因は親にあると思った方がいいです。外部の誰かが「うちの子に勉強しないよう知恵を入れた」わけではないのです。ですからまずそこにメスを入れなければならない。何の根拠も効果もないのに後生大事にその「教育」を施し続けてきたことを疑問に思わなければならないのです。疑問に思ったらすぐに改革する。これが大事なのです。
 勉強についてガミガミ叱る親御さんと、勉強できない子が同じ屋根の下にいる確率は本当に高いです。すぐ怒る親(人)は忍耐力がないのです。そして親力が未熟なのです。忍耐が必要な中学入試なのに、その遺伝をお子さんが受け継いでしまったら、という想像力くらいは欲しいし、そこを不安に思わなければならないのです。子がバカだとその負担を将来自分が背負う羽目になるかもしれない、という不安・心配の矛先を子に向け叱るのかもしれませんが、その不安・心配がますますお子さんを学習から遠ざけるのです。「思考は現実化する」ではありませんが、不安・心配が顕在・潜在意識に向かえば、本当に「そういうお子さん」になってしまいます。その思考をドラスチックに変えるには、親御さん自身が「スパルタ一辺倒の星一徹的教育」を変えていかなければならないのです。そこをご理解いただくことが肝要かと思います。過去にも私から見ると「笑ってしまうくらい子育てが下手」な家庭が多々ありました。これでは「不幸な子」を量産しかねません。今回のテーマはそれに向けた警鐘でもあるのです。とにかく頭を使わず無計画に子育てする親が多すぎます。そういうご家庭はそもそも検証すらしようとしません。
 お子さんは「勉強が嫌」なのではありません。学習すること・知識を得ること自体が嫌なわけではありません。むしろ楽しいと思っています。事実、当方のほとんどの生徒さんは嬉々とした表情で 授業を受け、集中力が途中で切れることもありません。「穏やかな環境下で学ぶことは楽しい」「学習そのものは本当は楽しい」ことに気づくからです。言い換えれば親子間のトラブルのほとんどが「勉強絡み」になっているからお子さんは勉強を遠ざけてしまうのです。勉強していないと叱られる、成績が上がらないと叱られる、何かにつけ勉強が絡んでくる。要は「僕が叱られる原因→日常生活をうんざりさせる原因を作っている勉強が嫌」なのです。
 子育ての未熟な親御さんは(自分が産んだ子なのに)性悪説的にお子さんを見ます。勉強に限らず子どもが「自分(親)にとって都合の悪いこと」をしていると、その理由を問うこともなく反射的に叱ります。学習については「放っておいたら子どもは自分から机に向かわないであろう」という前提で子に接しています。「勉強とは強制されて叱られながら泣きながら嫌々やるもの」から抜け出せていないのです。こういう親御さんはおそらく御自身が年少時に「勉強とはそういうものだ」という意識を上の世代から植えつけられたであろうことは容易に想像できます。しかし、「いつも勉強のことでカツオを叱る波平」の如く、旧態依然とした子育てをしているようでは、「正しい子育て」を知っている家庭の後塵を拝することになり、その差はますます拡大していくのは明らかです。
そこを何とかしなければいけないのですが、そのお話の続きは次回とさせていただきます。
 
 
 

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