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国語対策法を伝授

記述の空欄放置は「落ちてもいいです」と宣言するようなもの。

2020年6月04日

※ コロナの影響で学習の進捗が今一歩、という受験生も多いと思います。ですが、生徒の都合など関係なく受験の日は間違いなくやって来ます。今のままではいけない。今まで同じことをやっていてはいけない。自分を救う者は自分しかいないのです。
 そのためには自己改革が必要です。そのようにお感じの方はご相談ください。何かしらお力になれると思います。

 「記述問題は空欄にするもの」とでも言わんばかりに、マス目に何も書かず国語の答案用紙を提出する子がいます。 書けなかった理由が「時間がなかったから」でしたら、前回申し上げた通りの「正しい読み方」を参考にしてみてください。そうではなく、純粋に「難しかったから」でしたら、一つの思い込みを捨てることをお勧めします。
 それは「立派な文章に仕上げなければならない」という思い込みです。「記述は難しい」のではなく、生徒さんが勝手にハードルを高くしているだけなのです。出題者が求めているのは文豪並みの崇高な文章作成能力ではありません。あくまで「文章の理解能力と設問に沿った解答の作成能力」、つまり「正確なインプットと正確なアウトプットができているか?」を(選択問題同様)記述問題でも見たいのです。
 立派な文章を書こう、と気合が入り過ぎると、頭の中であれやこれやと考えてしまい、一方で体は緊張のあまり動かなくなります。文字一文字を書くという第一歩を躊躇してしまうのです。あれこれ考えて体が動かなくなるのは、例えるならプールに飛び込む前や、バンジージャンプをする前と同じだと思います。記述に関しては「考え終わってから書く」では時間的に手遅れになります。そうではなく、「考えながら書く」「書きながら考える」でいいのです。記述に関しては「拙速」の方が「考え過ぎて何もできずにサヨウナラ」より遙かにマシなのです。まずは思い切って「エイヤー」という感じで書いてみましょう。


 もう一つ思い込みがあるとすれば、それは「記述で◯をもらわなくてはいけない」です。記述一問の配点が10点なら、10点丸ごと満点をもらえなくてはいけない、という思い込みです。ですが、それを狙うあまり慎重になり過ぎて時間切れ→空欄提出→0点では意味がありません。本末転倒です。部分点狙いでいいのです。それを積み重ねることが最良の得点方法だとお思いください。
 かつて麻布中(国語は物語文の記述問題中心)の入試対策を任されたことがありますが、その際も生徒たちには「とにかく部分点を積み重ねることを意識しよう」を口酸っぱく言い続けてきました。そして、その作戦を実行できた生徒は合格に近づけたことと思います。(私の子が進学した学校の入試も国語は記述のみでしたので、この策はうまくいったと思います)。
 その部分点狙いの作戦ですが、「目から鱗」の方法があるのです。ここでは詳細は述べられませんが、興味のある方はお問い合わせください。
 
 いずれにせよ国語の記述問題の配点は高い設定のものが多く、一問空欄を作るか作らないかで、部分点を確保できるかできないかで合否が決まることが多いです。
 算数で必死になる気持ちもわかりますが、意外と入試の結果は国語が握っていることが多いのです。
 ですが、やはり算数が気になるのでしょう。私もここ最近は算数と理科ばかり指導しているような気がします(笑)。

 次回に続きます。
 

 
  

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