中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

今、楽な道を選ぶ方は、後の苦労を甘んじて受けてください。

2020年5月01日

 楽な生き方をする人は自分の人生を安くします。中学受験を成功させる目的は「人生を安いものにしないため」 この一言に尽きると思います。それ以外にどんな目的があるのでしょうか?
 安い人生とは(はっきり申し上げれば)「生涯収入が少ない人生を過ごす」=「安い人扱いされる』ということです。安い収入しか得られない理由はその人が携わる仕事が「スキルを必要としない誰にでもできるもの」だからです。誰にでもできますから、その価値は相対的に低くなります。価値の低い仕事は必然的に低賃金となります。また、誰にでもできるということは代わりがいくらでもいるということなので、変動期には不安定な立場を強いられることになります。つまり楽してきた分スキルアップを怠ってきた分弱者扱いされ、将来のリスクが高くなる。その当たり前の理屈を今の子どもたちは理解し適切な行動を取らなければいけません。
 具体的には言いませんが「年収が高そうな職種・低そうな職種」というのは何となく頭に浮かびます。多くの人は前者に憧れますが、憧れるものは総じて手が届きにくいものです。その高嶺の花を掴むには運や偶然ではなく、純粋に実力勝負となります。実力勝負なので競争を伴いますが、その「世の仕組み」がわかっている人は幼い時から他者以上に勉学に勤しみ、それなりの大学に入り、それなりの勤め先・職種を選ぶ(選べる)のです。「学歴なんて関係ない、人間力勝負だ」と粋がってみたところで学歴のない人は書類選考の段階で「人間力勝負とやら」さえさせてもらえないことが多いのです。ですが、これが現実であり、また「学歴での審査」は良い人材を確保するために最も効率の良い仕組みなので、現実を生きるなら近代国家成立以来変わることのない価値観からは目を背けてはならないのです。そもそも「学歴」=「総合的人間力」と判断されているかもしれないのです。
 一方、楽な生き方をする人、例えば「勉強はめんどくさいからしたくない」「ずっと遊んでいたい」人につきましては、生き方は個人の自由ですので、それを否定しませんが、その分代償は払うことになると思います。スキルを磨かず年齢を重ねた方は「単に年だけ取った人」=「敬老の対象外」なので、年少者に模範を示せるわけではなく、尊敬の対象にもならず、付き合っても無意味なので誰からも相手にされなくなります。スキルアップを重ねてこなかった故の低賃金に甘んじる中で「その日生きるため」だけに働き、金銭的余裕もなく家も持たず家庭も持たず相手にもされず寂しくつまらなく過ごすことになったとしても、弱者同士で傷を舐め合ったとしても、「こんな一生なんて」と社会や政治を恨んだところで嘆いたところで、もはや覆水盆に返らず、それは自己責任でしょ、と一蹴されて終わりなのです。
 今の受験生に言いたいのは「自分の人生は自分で構築してください」ということです。そして中学受験は「将来金銭的に困らない生き方をするための第一段階」だということも覚えておいてください。ゆるい生き方が許されるのは幼児のみ(最近の幼児も忙しいのですが)なのです。
 「世の中お金ではない」「お金よりやりがい」「お金より大事なのは人と人の絆だ」と言ったところで、「お金がないと死ぬ」のが現実です。またお金のない人は他者から救ってもらえません。人と人を結びつけるものは絆以上にお金です。他者もお金が必要だからです。そこから目を背けず、直視するなら必然的に「金銭的に不自由しない生き方をするためにはどうしたらいいか?」を最優先して考えなければならず、また、それを実現させる行動を取らなければならないのです。
 「自分らしい生き方」は金銭的時間的な余裕がなければ実現しません。一度しかない人生をそう過ごすことが幸福だと感じるならば、今から逆算し、それに近づくための行動をすべきだと思います。
 当塾のある地域はそれなりの学歴や地位、経済力がある方が比較的多いです。生徒さんは身近に親御さんという良いお手本がいます。その親御さんがどういう思考をしどういう生き方をしてきたか、コロナ休みでご家族の在宅期間が長い中、親子でそういう話をなさってみてはいかがでしょう?何か変わるかもしれません。

 次回に続きます。
 
 

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