中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

受験動機は「成功して自慢したいから」でいい。

2020年3月20日

 コロナウイルスショックからの休校、それを引き継ぐ形での春休み、思いがけない長期の休みを過ごすことになった生徒さんの中には、学校に行けないもどかしさ、友達と会えないつまらなさ、入学式・卒業式に参加できなかった喪失感はあるにせよ、この機会を活かすべく柔軟に対処する子もいます。どのような状況であってもそこから何かを得ようと貪欲に挑める生徒は将来の勝者の資格ありです。一方で、この期間をゲーム・テレビ・惰眠と、ダラダラ時を費やす生徒は敗者でしかありません。時間を有効利用できない人は老若男女問わずダメなのです。特に受験生にとっての今は「今年前半の天与のチャンス」。徹底的な復習、苦手分野の克服に最適な状況と言えるのです。しかし、これを無にしてしまうようでは明るい未来・運命は期待できないのです。
 さて、受験生なのにエンジンのかからない子、いつまでも下位のクラスから抜け出せない子、親に促されないと学習しない子、なのに受験はしたいと言い張る子。このように「願っても無いチャンス」が目の前にある環境なのに、それを生かせない子は何を考えているのでしょう?
 小学生低学年から塾通いをしている子はだいたい勉強に消極的です。疲れているのかもしれません。知らん間に塾に入れさせられ、知らん間に勉強させられ、知らん間に将来のためと刷り込まれ、知らん間に受験競争に巻き込まれている。なんのために学習しているのかわからないのです。これでは心は疲弊します。いい大学出ていい就職先を選んで・・と言われても、小学生の段階でそれをリアルに感じる子などいないのです。大人は自分の体験で語りますが、子どもにとっては全く実感できない世界なのです。なのに「受験するのは一流大学に行って一流商社に入って安定的な収入を得、安定的な家庭を築き、老後は豊かに過ごせるほどの年金を・・」と「親の受け売り」を暗記したような内容をたどたどしく語る生徒をみると本当に悲しくなります。自分のアイデンティティや生き方を他人に決められてしまっているのです。生殺与奪権を他者に握られても抵抗せず従順なだけ、日本人特有の悪性そのものになってしまっているのです。
 前回もお話ししましたが上位生は優秀だ、というより「野心家」なのです。人より上の立場にいたい、目立ちたい、褒められたい、自分は有能だと認められたい、など、そう希望する子が上位を独占しているのです。中にはいじめた連中を見返すため、というのもあります。
 こういう動機での受験の方が腑に落ちませんか?わかりやすくありませんか?「将来ウンウン」とか嘘っぽくないですか?
 子どもらしく「自慢したいから」でいいのです。親に認められたい、友だちより上に行きたい、でいいのです。
 それで自己有能感が植え付けられ、勝ちグセ続きで人生が回っていけばさぞ楽しいことでしょう。それでこそ生まれてきた甲斐があるというものです。
 勝ちグセの回転が、成功そのものになるのです。

 親も子どもに成功してもらいたいのは、自分も気分良くなりたいから、でいいのです。もっと言えば「マウントを取りたいから」でもいいのです。
 子も親も気分良くなることが一番大事なのです。お互い認め合える関係になれるからです。
 受験はそれを得ることのできる機会なのです。憂慮のない家庭は伸び伸びした健全な形で繁栄していきます。
 小難しいことを考えず、そういうのを目指せばいいと思うのです。

 次回に続きます。
 

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