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国語対策法を伝授

「社会は暗記科目」とは いつの時代の話ですか?②

2019年6月15日

※ (外部者向けの)夏期講習の募集を開始します。ただし(毎年のことですが)レギュラー生でほぼ埋まってしまいますので、その点はご了承ください。

 さて、「温故知新」「歴史から学ぶ」「歴史は繰り返す」という言葉にもあるように、社会科学習の本来の意図は「そこで得た知識から因果関係を学び、それを今に生かす」にあると思うのです。ただ、そのようなことを考える余裕がないくらい、社会は学ぶことが多いので、結果的に「ひたすら暗記科目」になってしまいます。それは仕方のないことかもしれません。
 確かに暗記力がそのまま社会の成績につながることもありますが、それでどうにかなる、という入試問題は近年減りつつあります。社会もその他科目と同様「考える科目」なのです。暗記したものを吐き出して済む科目ではなくなったのです。「考えて覚える」これが大事ですね。
 例えば「後漢書東夷伝」にある「漢委奴国王」。これを覚えるとき、生徒さんは「ゴカンジョトオイデンカンノワノナノコクオウ」をひたすら繰り返し覚えようとします。暗記することに精一杯、「後漢」「東夷」「倭」「奴」の意味を確認せず、そもそも自分が何を覚えようとしているのかさえ知ることもなく、ただただ呪文・暗号を記憶するが如く「無味乾燥な暗記」を繰り返す、これが社会の勉強だと勘違いしている生徒も非常に多いです。ですから「「○書」に記された小野妹子は・・」という問題が出たとき、「そういえば漢書地理志ってやったな」と覚えていた子は、それを頼りに○の中に「漢」を入れてしまうでしょうし、そもそも「漢」が国名だということすら知らない子もします。しかし、この問題は後に小野妹子が出ていますので、○には「隋」が入ることくらい、歴史を理解して覚えている生徒にとっては何てことはない問題のはずです。また、「漢委奴国王」を覚えられない生徒も理屈で覚えようとしないから記憶できないのです。これはつまり「中国(漢)に属する日本(倭)の中にある奴国の国王、つまり大国から小国に順に記した「漢側からの上から目線の表記」だと理解して覚えれば「漢奴委国王」みたいに間違って覚えることはないのです。
 それは地理も公民も同じこと。「なぜそうなのか?」を理屈で覚える。このように「なぜ?」という疑問を持ち、学習して行くのが本来の勉強なのです。
「暗記する」「公式に当てはめる」「講師の指導を鵜呑みにする」そのような手段頼りの「思考停止の学習」、また「まだ習っていないからできない」「教えてもらっていないからわからない」という、「自分で考えることを放棄したような他人依存型の甘えん坊学習」では、「答えがわからないことを解決しなくてはならない状況」に陥ったとき、為す術もなくお手上げになってしまいます。
 世の中は答えのわからないことに満ち溢れています。そのようなときにでも自分で思考し、自分で打開し、自分で行動する力を身につけておくことが大事なのです。それができない大人は大人ではありません。それは単に「年を重ねただけの人」「尊敬の対象にならない人」でしかないのです。
 「ゼロから1を導き出す」「自分の人生は自分で構築する」ことが尊いのです。年少時の勉強はそのための訓練なのです。そこを違えず学習して行きましょう。

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