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国語対策法を伝授

講師が教えれば教えるほど、生徒の合格が遠ざかっていく理由。⑤

2019年5月23日

 前回の続きです。
 入試は「他者より一点でも多く得点し、他者より一点でも少ない失点に留めた生徒が受かる」が原則です。勘で得点した、という幸運もあれば、ケアレスミスで失点してしまった、という不運もそこに含まれ、そういう不確定要素も含めて「実力」というのでしょうが、基本的には「合格ライン突破に必要な点数を自力で稼げたかどうか」で勝負は決まります。
 「自力で得点できる子にする」のが塾の役割なら、「わかった」を「できた」に「昇格」させなければいけません。多くの塾は「生徒をわからせた」という水準で役目を果たせた、と考える傾向にありますが、そこから「できる」を達成させないと意味がないのです。
 例えば逆上がりのできない子に「逆上がりのノウハウビデオ」を見せたとします。生徒は「やり方がわかった」と感じ、いそいそと運動場に向かうのですが、実際に鉄棒を握ってトライしてみても「できる」には至らないはずです。何より実践が大事。最初は教師から手取り足取りの指導を受け、体を支えてもらいながら何とか成功するのですが、これも「できた」ではありません。誰もいないところで自力でくるくる回らないと「できた」とはならないのです。(いつも疑問なのは「なぜ学校の体育教師は生徒全員が逆上がりができるまで、泳げるようになるまで指導しないのか?」ということです。職務怠慢では?指導工夫が足りないのでは?と考えてしまいます。)
 そうなるかならないかは自分次第なのですが、そこに至らせるため教師(講師)は手取り足取り面倒見よく・・ではなく、「放っておく」「自分で考え工夫する時間を与える」ことが大事なのです。
 「講師の予習禁止」の意図はそこにあり、簡単に言えば講師にとっても初見かもしれない問題を生徒と一緒に考えるため、ということなのです。「指導ではなく一緒に考える」「一緒に考えることで生徒の思考回路を知る」それに時間を使います。この授業方法は個別指導を行う当塾の特徴で、生徒さんの考える時間を何よりも重視する授業スタイルをとっています。そうすることで、生徒さんは自分で考え工夫する時間を多く使え、自分で考える習慣が身についていきます。講師も横で一緒に考えつつ(考えているふりをしつつ)、生徒さんの思考手順・工夫と自分のそれとをシンクロさせ、必要とあれば「適切且つ最小限のアドバイス」を提示します。これは「授業がわかりやすい」「先生の説明がわかった」など自己満足で終わらせるのではなく、「本番でも自力で考え解ける子、ひいては受かる子」を養成するためです。何度も言いますが「わかった」と「できた」はまるで違うのです。最終的に「自分でできる子・受かる力のついた子」にして入試会場に送り出すところまでが塾の役目なのです。
 当塾の「四教科お任せ生徒」の第一志望校合格率が高いのは、余計な雑音を入れずに、ひたすらこのような授業を継続してきた結果なのです。
 永田の授業はとにかくしつこく妥協しません。とことん追求します。生徒さんの「できた」を自分の目で確認するまで信じられないからです。ですから生徒さんの自己申告による「わかった・できた・頑張った」を聞いて褒めたり喜んだりすることはありません。講師は「生徒は自分にとって都合の良いことしか言わないものだ」という前提での「生徒に対しては疑心暗鬼で接する」くらいがちょうどいいのです。(そもそも中学入試は(悪く言えば)「他者を出し抜き、人生をより優位に展開させるための前哨戦」=「自己中心的な思考に基づくもの」ですので、その経過の「頑張り」「努力」はあくまでも「自分のため」もしくは「親のため」のものです。ですから講師とはいえ他人がいちいちその過程を褒める必要もなく、また褒める対象のものでもないと考えています。しかし「自力で考える」ことの大切さに目覚めた生徒さんは純粋に褒めたいと思います)
 私が直に確認し「これは大丈夫だ」と折り紙をつけた子は受かります。そしてそれ未満の子にはその水準に至ることをしつこく求めます。手取り足取り指導、面倒見の良さ、は一見良心的なのですが、「自分で考え自分で工夫する子を育てる」とは真反対のベクトルに向かわせてしまう危険性があるのです(それどころかベクトルさえ作れなくさせてしまう)。タイトルにもある「講師が教えれば教えるほど、生徒の合格が遠ざかって行く」というのはそういうことなのです。
 塾が「良いと思って信じて疑わない金科玉条的な指導法」が本当に生徒さんに実利をもたらせているのか?、を一度検証してみることも大事なのかもしれません。
 次回は新テーマです。

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