たまには自分で工夫し考えましょう。
2010年12月16日
※入試まであと45日です。ブログを更新するたびに日がドンドン音を立て削られていくようです。受験生や親御さんはなおさらのことでしょう。だからこそ、過ぎ去る一日一日を大切に過ごしていきたいですね。
本日は午前中時間が空いておりましたので、寒空の下、毎年恒例の「湯島天神詣で」をし当塾生たちの合格を祈願してまいりました。お守りも買いましたからね。次回お渡しします。
さて、合判テストも終わり、主要な模試は終了しました。そして、1月受験、2月受験、と続きます。つまり、次のテストは本番入試そのものなのですよ。わかっていますね。
親子共にパニックのピークを迎えるのがこの時期です。「残り40日で何ができるんだ」という焦り、「ここから成績の伸びが期待できるのか」という疑心暗鬼。
ただ、いつも申し上げていますが、あきらめた時点で伸びは止まります。いい意味であきらめの悪い生徒がここから本領を発揮します。
あきらめず頑張ることは大切ですが、猪突猛進に張り切ればいいというものではありません。もはや時間的余裕はありませんから「量より質を優先した努力」が大切になります。
賢い子は「努力すれば報われる」という楽観的な発想はしません。「報われるために必要とされる最低限度の努力を確実に積み重ねる」と実に計画的で効率の良い努力をします。
報われるとは合格することです。合格するための二大原則は「他者より一点でも多く得点し優位に立つ」「他者より一点でも多く失点を減らし優位に立つ」ですね。
では、どうすれば得点でき、失点をなくせるか?
過去のテストから自分の得点パターンと失点パターンを分析し、強みはそのまま活かし、逆に弱みに共通点があればその再発を防ぐために何をすべきか考える。そして、失点部分を得点化させるにはどうすればいいかについても考える。
失点パターンは以下の3つ。
1.時間不足による空欄 2.理解・知識不足による誤答・空欄 3.ケアレスミスによる誤答
早い話1~3を克服すればいいのです。それが失点を減らし、逆に得点となるのです。物事は理屈で考えましょう。成績が伸びない生徒は失敗にとらわれ、そこから何も見出せなかったから。そういう発想に基づいた努力を怠ってきたこと自体が頭の悪さを証明しているのです。
ではどうすればいい?
コラ!何でも人に頼り手取り足取りで教わろうとする姿勢こそが問題。自分の受験だから、たまには自分で工夫し考えなさい。
そうしないと自分で合格を勝ち取ったという醍醐味を得られませんよ。
次に続きます。