中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

入試まで残り80日です。

2010年11月12日

※ 冬期講習の受付が始まりました。当塾生のみで満席になる予定ではございますが、ここからの更なる学力の上乗せを希望される外部生の方には席をご用意できるようお計らいいたしますので受講ご希望の方はお問い合わせください。ご相談承ります。 

 2月1日の入試まで明日から数えちょうど80日です。これを「もう80日しかないのか」ととらえるのか、また、「まだ80日もあるのか」ととらえるのかで心的状況は激変し、その後の受験学習に取り組む姿勢にも大きな影響を与えます。

 私は「まだ80日もある」という考えです。根拠のない楽観論で申し上げているのではありません。「受験勉強とは80日で行うものだ」と腹を括り、計画性をもって凝縮された日々を過ごすのであればまだまだ学力は向上します。

 各教科の持ち時間は20日ずつ。もしくは苦手な科目、強化したい科目に重きを置き、例えば算数40日、理社それぞれ15日、国10日という配分でもいいと思います。

 ただし、入試間近であることに間違いありません。ここから奇跡を起こすには条件があります。今までと同じやり方、考え方では通用しないと肝に銘じてください。、

1.あきらめないこと。「自分の学力はこんなもん」「うちの子のレベルはこんなもん」と親子してあきらめてしまわないこと。あきらめは心に隙を与え、集中力及び吸収力を妨げる要因となります。

2.計画通りに実行すること。1日3時間以上の学習時間を死守すること。ですが、同じ3時間の学習時間を設け、その時間内で学習したにもかかわらず、向上する生徒とそうでない生徒が生じるのはなぜでしょう?

 それは中身の濃さの差ですね。向上しない生徒とは3時間机に向かっていたことを「学習した時間」と判断し、それで満足してしまうお子さんです。そして、途中でボーッとしたり、寝てしまったり、トイレに行ったり、おやつを食べたり、気分転換と称してマンガを見たり、本を読んだり・・・これも「学習時間」としてカウントしてしまい、実質的な学習時間はほんのわずかだったという事実に目をつぶってしまうお子さんです。「うちの子は頑張っているのに伸びません」「僕は努力しているのに・・」と嘆く方々。本当は頑張ってなどいないんですよ(笑)。結果の出ないお子さんは単にやっていないだけ。「勉強していない生徒は伸びない」という至極当たり前のことから目を逸らすことなく、また、他者・環境のせいにすることなく自分に課せられた義務を粛々と行使してください。当塾でも出来るお子さんの自習スタイルは上記とは真逆。休み時間中ははしゃぎますが(教室を壊さないでねBさん!)自習時間中は話しかけるのを戸惑わせるほどの集中力を発揮します。上記の生徒とはまるで違うということです。

3.親御さんのお子さんへの関わりを強化させること。受験に関わるのは本人・親・講師、この三者の中で最も気合いの入っていないのが本人であるという場合、ほぼ100%の可能性で受験は失敗します。よく、親は教育ママ・パパであるべきか、それとも放任主義であるべきかというご相談をいただきますが理想は「中庸」です。しかし、ある程度の学力を保っているお子さんには放任主義、学力が低迷しやる気もないお子さんには教育ママというセットがよさそうです。

 できるお子さんは自分の学習ペースがわかっていて、学習意欲も高い「大人」です。ですから外野が気を利かせアドバイスしたとしても、それを「干渉」と受け取ってしまい、拒絶反応を起こした挙句、親子関係をギクシャクさせることになります。聡明なお子さんに対してはあえて「無関心のフリ」をし、本人に任せたうえで遠くから見ている程度でいいと思います。

 対して、やる気・学力がイマイチなお子さんに対しては「自業自得だから、落ちても仕方ないね」という本音を抑えつつ(笑)、それでも受かってほしいというのであれば、親の強制力を発揮し、縛り付けてでも学習させるしかありません。特に時間の管理、親御さんに時間的余裕があれば付きっ切りでお子さんの学習時間の一部始終を「監視」してください。我々講師は教育ママ・パパにならざるを得ない親御さんの立場を十分理解し支持いたしますので安心して実行してください(笑)。もし、そんな親の想いを曲解し、それに反抗するようでしたら、自分の子は学力だけでなく人間としての感受性も鈍く器量もその程度の「元より受験に不向きなオコチャマ」だったとご判断ください。

 以上につきましてはこれまでも折に触れ述べてきた「当たり前」のことばかりです。しかし、皆さん、それらを本当にきちんと実行してきましたか?たぶん、「ごまかし」もあったでしょう?成績は嘘をつきません。その結果は皆さんの心そのものです。

 生徒諸君、受験が出来ることを当たり前だと思わないでください。親がそれを支持することを当たり前だと思わないでください。親御さんは子供を守るために、子供の夢を叶えるため日々お仕事に励んでいます。自分を犠牲にすることだって多々あるのです。君たちに必要なのは安心して受験勉強ができる環境を作ってくださった親に対する感謝の念です。この気持ちの有無が成績にも出るのです。

 とすれば、次に何をすべきかは自ずとわかるでしょう?それを実行してください。

 次回に続きます。

 

 

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