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国語対策法を伝授

算数の勉強法。➁

2018年8月28日

※ 既報通り現在は満席ですので、来期のご予約のみ承っております。

 続きです。

 算数ができない子は何も生まれた時から苦手だったわけではありません。学校教育を受けていく過程で、また、その延長である塾での中学受験用の高度な算数を受けていく過程で「できる子」「できない子」「得意な子」「苦手な子」「好きな子」「嫌いな子」に分かれていくのです。どの科目もそうかもしれませんが、このようになるのは「子どもが勝手にそうなった」というより「関わる時間・接し方が長く深い指導者の影響でそうなった」と考えるのが自然かと思います。つまり、良い指導に巡り合えば生徒はその科目の面白さに目覚め、好循環を生むきっかけとなるのですが、その逆になれば悲劇だということです。いくら面白い科目であっても、それに気づかず学生時代を過ごしてしまう、それどころか毛嫌いするようになる、なら本当に悲劇です。このように他者(講師)との巡り逢いは人(生徒)の人生に大きな影響を与えます。問題は影響を与える側に人間(講師)がそのことを自覚し、適切な指導をしているかどうかです。
 私の算数の授業はいわば「尻ぬぐい」です。理科もそういう感じですね。大手塾の授業で分からなかった問題を永田がマンツーマンで解説するのです。本来なら塾のことは塾の授業内で解決してもらいたい、解決できない未消化の問題は担当講師にトコトン質問すればいい、ところが皆さんそうしない。全て永田に振るわけです(笑)。おかげで国語の授業が削られる~(泣)、そして「よくわかった」「スッキリした」という言葉をいただき、当方の算数の授業は終わるのですが、どうして塾の算数専門講師が未消化状態の生徒をそのまま帰してしまうのか本当に不思議です。と言いますか、何で理解させられないの?
 生徒の不満の一つに(算数で多いのですが)「講師の説明がよくわからない」というのがあります。だから(生徒曰く)質問しても意味がない、そうです。もう一つの不満として「解説書を読んでもわからない」「そこにいきなり見たことのない数字が出てくるのでわからない」というのもあります。さて、この両者の共通点は何でしょう?これが生徒を苦しめたり、算数を苦手にさせたりする原因になっているのです。
 それは「不親切さ」です。どうすれば痒いところに手が届くのか?それを考慮しない想像力の欠如、生徒が何が理解できず何を求めているのか、それを察することのできない想像力の欠如、これを「不親切さ」と定義します。
 これは講師の学歴の差とか、新人ベテランの差とか、文系理系の差とか、男女の差とかの話ではなく、「人間力の差」という話になるのです。
 (私の知る限り)教え方のうまい講師は何を教えてもうまいです、一方下手な講師は何を教えても下手です。
 その差は一言で言えば「想像力の有無」「生徒の心理を機敏に察する能力の有無」、つまり「講師として必要な人間力の有無」の差、これに尽きると思います。

 次回もこのお話の続きとなります。

 

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