算数の勉強法。
2018年8月19日
少し算数のお話をしたいと思います。
「アイスクールと言ったら国語だよね」ということで、当塾には国語から入られる方が多いです。地域柄、豊洲・有明・東雲・晴海・月島・勝どきなど湾岸東地区からのご依頼が多いですね。しかし、国語が安定してくると「次は算数、その次は理科を・・」とご希望される方が多く、結果的に「四教科お任せコース」になる方が多いです。事実、今年の生徒さんの半分強が他の大手塾に通わない当塾オンリーの「お任せコース生」です。
そのような事情もあり、ここ数年の永田の授業は、本来メインであるはずの国語より算理の授業の方が多くなっています。この夏も算数と理科ばかりやっていた感があります。和食の専門家が毎日フレンチやイタリアンばかり作っているが如くです(笑)。夏期講習期間中、1日8時間授業がまるまる算数だったという日も少なくありません。やはり入試の要は算数だと認識されている方がそれだけ多いということなのかもしれません。その傾向が顕著なのか当塾でも「算数・理科だけを受講する生徒さん」が増えています。そういう生徒さんから見れば「アイスクールと言ったら算数と理科の塾だよね」ということになるのでしょう。
大事なのは算数、しかし、その算数で点が取れない、という生徒さんが(男女・学年・時代を問わず)相変わらず多いようです。国語も大事だが、算数で点が取れないと入試で成功しない、とお考えのようです。それは事実ですし、お子さん・親御さんがそこに不安を感じるのは理解できます。私も「中学受験生の父」を経験していますからね。その点はおおいに共感できます。
さて、ならばその算数の学習を日々一生懸命にやっているのですか?と生徒さんに問えば、「もちろん、むしろ家庭学習は算数しかやっていないに等しいくらいですよ」という返答をいただきます。
なのに、どうしてこんなに算数のできない生徒が多いのでしょう?
次回はその解決策を考えていきたいと思います。