中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

国語の勉強法。②

2018年7月18日

※ 当塾は「通塾にかかる時間ロス・安全面」を考慮し、「家庭訪問型の個別指導」に切り替えた塾ですが、暑い盛りに、熱中症のリスクを抱えながら塾に通うタイプの夏講はどうなのでしょう?行くのにぐったり授業中は居眠り、帰りもぐったりその後は疲れて家庭学習が軌道に乗らない、など、却って学習が非効率的になってしまうのではないかと心配するのは私だけでしょうか?貴重な夏休みを使うのですから、体を労わりつつ「通うだけで満足・やった気だけの講習」にならないようにしたいものです。

 前回の続きです。中学入試の国語は何のためにあるのでしょう?それは文学的センスを見るためではありません。「文章に集中し、且つ丁寧に読む進めることで、如何して正確な情報を手に入れることができるか」その能力を見たいのです。集中力・丁寧な処理・正確な情報入手、この能力に長けている生徒か否かを見るのに最適なのが「国語の試験」なのです。社会に出て「集中力がなく処理の仕方が雑で、判断及びやることなすこと正確さに欠け、会社や同僚に損害を与えたり迷惑をかけたりする社員」そんな人要りますか?将来そういう人になるか否かを見極めるために、中学入試の時点で篩にかけ、有能な生徒を受け入れ、社会に出ても活躍できる人材を輩出したいという願いが学校側にあるなら、「国語のできる子を優先的に入学させたい、そうでない子を落としたい」と考えるのは至極当然のことです。私立中学も営利目的である以上、学校の評判は落としたくありませんからね。
 国語の試験のそういう本質を知っているか知らないかでその学習への取り組み方はまるで違ってきます。国語のできない子、国語で間違った指導をしてしまう講師はそれをご存知ない。先ずは「国語の本質」「中学側の意図」を理解し、それに沿った指導をし、生徒はそれを素直に受け入れるべきなのです。「公立小学校で行う国語の授業」と「中学受験向けの国語の授業」とは手段も目的も全く違う。そこを理解し、ごっちゃにしないことも大切です。
 さて、これまでのお話しの中から、前回申し上げた「国語は記述問題より、まずは選択問題を重視すべきだ」「選択問題で得点できるようになってから記述問題に取り組むべきだ」の意図にお気づきいただけたでしょうか?そうです。国語で最も重要なことは「正確な情報入手」です。そのために「集中力・丁寧な読み込み」が必要です。「丁寧な読み込み・集中力」は手段です、目的はあくまでも「正確な情報を入手すること」です。そこを違えないでください。
 私が記述問題の本格的指導を行うのは6年になってからです。うちの子も中学受験経験者で、今通っている学校の入試問題は毎年100%記述問題なのですが、それでも5年生の間はひたすら選択問題、記述問題に取り組み始めたのは6年になってからです。しかし、なぜそこまで選択問題重視なのか?と聞かれれば、選択問題は文章を100%理解していなければ選べない、丁寧且つ正確に物事を処理し、正確な情報を得ることの大切さを年少児から身に付けさせておきたかったから、とお答えします。「選択問題は勘でも解けるから楽」とバカげたことをいう人もいますが、そんな当てにならない超能力を使って解くのではなく、「集中して丁寧に読んでやっと正確な答えを得られる」というセオリーに従うのが選択問題の在り方なら、つまり「中学側が望む国語の本質」に一番近い問題傾向が選択問題であるなら、その正答率がイコール本当の国語力であるなら、国語の問題の中で選択問題を最重視するのは当然のことです。ですから、選択問題で外さない生徒が「中学側が望む国語のできる生徒」、外しまくる子は「そうでない子」と判断することは理にかなっているのです。
 選択問題で外す子は、その前段階で文章を正しく読めていない、故に正確な情報を掴んでいないからそうなるのです。
 そこを正すだけでも偏差値はあっという間に10上がります。本当にびっくりするくらい簡単に・・です。
 それ以上は企業秘密なので詳細はお伝え出来ませんが(笑)、確実に選択問題で満点を取る方法は他にもあります。それで偏差値20アップ。今年も生徒さんから国語の成績が安定し、サピでのクラスがαになった、などの朗報をいただいています。いきなり国語の偏差値が15上がり大手塾の先生から「一体どうしてしまったんだ!」と驚かれた生徒もいます。ですが不思議なことでも何でもありません。「間違った学習を捨てた、正しい学習方法を取り入れ、淡々とそれを素直に実行した」ただそれだけのことなのです。
 体験授業後「確かに国語が一番得点しやすい教科かもしれない」とご納得いただき、喜ぶお子さん・驚かれる親御さんもいらっしゃいますが、国語に限らず「本質に沿った学習」をするのが一番効率が良いのです。塾で缶詰になって「頑張っている俺、かっこいい」という自己満足だけでは何の進歩もありません。
 このお話は次回に続きます。
 
 

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