残り4ヶ月です。
2010年9月28日
3日後は10月です。月日の経つのは早いもので、もうこんな時期となりました。急に涼しくなり、いよいよ入試が真近に迫ってきたことが肌でも実感できます。残り120日、つまり1教科当たりの持ち時間は1ヶ月、30日で仕上げる計算となります。もはや猶予はありません。これから先は無為に過ごすのではなく、小さいながらも「1日の目標」を定め、必ずそれを仕上げていくことを使命とした過ごし方をしていきましょう。1日の気のゆるみがそのまま「不合格への道直行」となりますのでお気をつけください。
さて、2週間後に第2回の合判が実施されます。今回の目標は「前回のミスを繰り返さないこと」。失敗が活きるのであればそれでいいのです。失敗が向上への糧になればそれで良いのです。ですから1回目のテストで不本意な成績を取った生徒さんも次回挽回できればそれでOKなのです。ただし、漠然と受けたり、何の工夫もせず受けるようでしたら、前回の二の舞になってしまう恐れがあります。残り2週間でその辺りをよく考え計画的な学習を行ってください。
国語で言えば前回は時間不足に悩まされた方が多かったと思います。では、次への工夫は?まず、読みの時間を短くする、選択問題にかける時間も短くすることですね。当塾生にはその具体策についてはすでに伝授済みですのであとは実行に移すのみです。
第1回の合判で偏差値60以上を取った生徒の共通点は、時間が足りなかったせいか記述・書きぬきで空欄が多かったにもかかわらず、漢字・語句・選択問題をほぼ満点ペースで得点し結果的に好成績を収めました。「国語は選択問題で決まる」、そのことを真摯に受け止め日頃の「選択問題対策」を素直に聞き実行したきた生徒、また、漢字・語句などの基本的な学習を怠ることなく日々熱心に取り組んできた真面目な生徒が有利だったということですね。水準以上の成績を取る生徒は決して奇をてらったようなまねはせず、「確実に取れる問題を確実に取りにいく」という極めて手堅い手法を取り入れています。非常にクレバーな作戦ですね。ご参考になさってください。
今回はここまで。