中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

受験結果は性格で決まる。④

2018年3月14日

 続きです。
 「手のかからない子」ほど中学受験での成功率が高いというお話しをしてまいりました。彼らは大人の手を煩わせることなく自主的に学習するからです。自主的に学習するから「手のかからない子」だとも言えます。遺伝子がどうのこうの、塾・講師がどうのこうのではありません。受かる子は皆そういう子ですので、外部に影響されることなく勝手に受かってしまうのです。この話は卵とニワトリどちらが先?という話に近いのでここまでにしておきますが、いずれにせよ幼児期から「手のかからない子」に育つか否かは親御さんの接し方次第であることは間違いありません。
 「手のかからない子」に育てるコツは「満たすこと」にあります。子どもが「何か欲しい」「どこかに行きたい」と言えば、それを(金銭的時間的に可能であるなら)叶えてあげるのです。しかし、ほとんどの親御さんは躊躇します。「それでは我慢できない子になるのでは」という不安で。
 しかし、一時的に我慢できたとしても、満たしてあげないから、いつまでもそのことでグズグズ尾を引いてしまうのです。そしてその積み重ねが何時までも親に依存する「手のかかる子」に育ててしまう。欲を満たしてあげれば、ほしいものを全部揃えてあげれば、子どもはそれ以上のことは望みません。「自分の願いはだいたい叶う」ことが日常化した中で育つ子はだいたいおっとりしています。 「おっとり」している子は、親が願いを叶えてくれたことは充分わかっていますので、父兄に対し「敢えて手を煩わせよう」という発想に至らないのです。こういう子は「いつも親に見守られている」ことを知ってますので、いつでも安心して親離れできます。それがひいては「自分でできることは自分でやろう」という考えに繋がり、そして、自分にとって重要な一点、それが中学入試成功であるなら、それに向けた集中的自主学習をしていこうと発想に繋がるのです。
 もう一度申しますが、満たされた子は「甘えん坊」にはなりません。むしろ早く独立します。
 ですので、できる限り幼児期からお子さんを「猫かわいがり」してください。お子さんは親からそうされるのが一番うれしいのです。子どもが喜ぶことを親が行い、子が喜ぶ姿を見て親も喜ぶ。こういう親子の関係が一番自然なのです。人間の子が他の動物と違い成長が遅いのは、親子の関わる期間の長さが子の成長・独り立ちに重要だということを意図してのこと、ならばそれに従うのが自然のなのです。「親子関係はそうありたい」と願うのであれば、その通りのことを素直に実行なさればいいのです。
 次回に続きます。

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