中学入試における塾の役割。②
2018年2月12日
※ 空きコマ状況
土曜日14:45~16:45、 日曜日15:00~17:00 計2コマのみ
(受け入れは豊洲・月島・東雲・有明にお住まいの新4年生以上のお子様限定となります)
その他は平日、土日の午前・午後・夜は全て満席です。
続きです。
当塾は個別指導を行っていますが、ここに集うのは「他はほぼ完ぺきだが、苦手教科の克服に努めたい」と願う上位校狙いの生徒、「大手塾についていけず、やむを得ず個別へ」という生徒。毎年対極的なタイプの生徒を同時に預かることが多く、その両者をうまく着地させるのはなかなか困難ではありますが、今のところうまくいっているようです。
私は「できる子をできる子として着地させる」ことは大切で、これも得意分野ではありますが、それ以上に「できなかった子をできる子にして着地させる」方に講師としての醍醐味を感じています。
「できない子」は決して頭の悪い子ではありません。正確に言えば「できない子にさせられてきた」のです。どういうことかと申しますと「幼い子の性格・学力は外的要因で形成されている」、つまり、塾講師(学校の先生)・親などから「あまり良くない影響」を与えられ過ぎたから「できない子」になってしまったということです。赤ちゃんの頃から「できない子」などいない。子どもに関わってきた大人がどういう人間なのか?「できる子」になるか「できない子」になるかはそれ次第なのです。それ以外の何物でもありません。
当塾は今までお子さんが与えられ続けてきた悪影響を取り払い、一旦全てをリセットし、まっさらの状態で「勉強をする意義」「勉強とは本来楽しいのである」を浸透させ、「楽しく授業を受けているうちに、知らん間にできるようになっていた。そして勝手に受かってしまった」という流れを築くことを開校以来のモットーとしてきました。「ストレスを感じない受験」を目指す。これを理想と考え、それを追求している塾です。恐らく当塾生は永田の怒声など聞いたことはないはずです。勉強に「怒り」はそぐわない。「怒鳴りながら泣きながら」など学習の場に持ち込む必要は全くないのです。勉強は「笑いながら楽しみながら、しかし真面目に素直に真剣に」やるものなのです。
次回からはより具体的なお話をしてまいります。