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国語対策法を伝授

「親主導の受験」と「子ども主導の受験」。②

2017年12月15日

※ 冬期講習はAM9:00~PM22:00での授業ですが、全て埋まっております。ですので、その間はブログの更新を頻繁に行うことが難しくなります。ご了承ください。

 私の経験ですが、「親主導」の受験をいつのまにか「子ども主導」の受験に移行させるためには、「親自身が勉強する」。これに尽きると思います。子どもは親の「勉強しなさい」という「上から目線」を何よりも嫌います。子どもの本音はこうです。「我が子に受験を強要したくせに、自分は高みの見物を決め込んで命令しかしない。どういう了見?」みたいに苦々しく思っています。子どもは親御さんと一緒に共同作業したい、自分のことを本当に親身に思ってくれるなら苦労を分かち合ってほしい、というのが本音なのです。会社でも「自分は楽しているのに他人には厳しいリーダー」に嬉々と従う部下はいませんよね。同じことです。
 「リビング学習は効果的である」というのは事実です。これは「親が監視しやすいから」ではありません。「親子が共に勉強できる環境を作りやすいから」なのです。ただただ近くで目を光らせているだけでは意味がありません。
 私は外部向けに「親御さん向け国語教室」を開いていますが、「子どもが合判の国語で点が取れない」「本当にどうしようもない」と嘆く親御さんがいますが、その方々に「では、お父さんはその問題を解いたことがありますか?」と質問すると「ない」とお答えになる。で、その問題を教材とし親御さんに解いていただくのですが、お子さんよりできない方がほとんどです。そして講義の後「いやー、こんな難しい問題をうちの子が解いているとは思わなかった」とおっしゃるのですが、やはり日頃から親御さん自身が(できるできないはともかく)子と苦労を共にし、その苦労を共感できるようにしていただければと思います。お子さんもきっとそうして欲しいはずなのです。そして、一緒に頑張ってくれている親御さんを見て「自分はもっと頑張ろう」という気持ちになる。これが「親主導」から「子ども主導」の受験に移動する瞬間なのです。
 ちなみに私は授業の予習はしません。自分が予習しておいて解き方がわかっているのに、その後生徒に「何でこんな問題がわからないのか?」と、上から目線の指導をするのは卑怯だと考えるからです。ですから私の授業では「命令形」は存在しません。「一緒に解こうね」が基本姿勢です。一緒に解くことにより生徒の「どのあたりがわからないのか?」を的確に察することができるのです。的確に察せられるから教え方も的を射たものになる。「永田の授業は分かりやすい」と言われるのはそこに原点があるのです。
 生徒とお互い云々言いながら知恵を絞りながら共同作業をしていく授業なのです。四教科全てこんな感じです。私は先生ではなく、「一緒に問題を解いてくれる同志」なんでしょうね。生徒から見れば。
 ですが、本来こういう作業は親御さんが行うべきなのです。
 当塾は退塾率が極端に低く、なぜだろう?と考えた場合、それは私の能力が高いからとかではなく、生徒にとって私が親代わりになっているからではないか・・と思うのです。
 受験生とは言え、まだまだ小学生。甘えたい盛りです。「子どもを寂しくさせない」「子どもに構ってあげる」「共感してあげる」。これが子どもに対する親の基本姿勢ではないかと思います。

 では、次回まで。
 
 
 

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