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国語対策法を伝授

国語のお話。⑤

2017年9月21日

続きです。

 国語の試験で求められるのは「論理的思考」それに加え「注意力」「正確さ」「丁寧さ」です。ですから受験生は出題者の意図に気付き、そこから外れることなく、彼らが求めている上記に従った解き方をしていかなくてはなりません。まず問題に対峙した時に意識すべきは、主観に頼らず誰しもが納得できる筋道の通った思考で答えを出すことです。それが国語の基本です。(私は生徒には「その答えに至った証拠」を提示させます。それができなければ、たとえ正解したとしても「勘に頼って得た答え」ということで正答したとはみなしません)。そしてその筋道の通った思考から正答を得るためには、文章の中身を100%理解していることが最低条件となります。答えの根拠は生徒個々の心の中にあるのではなく、文字の中にしかない、だとすれば、文章の一字一句を丁寧に拾い集め、頭の中に正確に吸収させていかなければなりません。そのような読み方をし、そして正しく理解していくことが肝要です。「そんなに丁寧に読んでいたら時間が無くなる」という方もいますが、国語のできない生徒に共通するのは「読むのは速いが読み方が雑、雑ゆえに漏れが多く、読み漏らした箇所が問われている選択肢で迷いに迷い、結局時間切れか勘頼りでバツになる」ということ。つまり、国語で「時間がない時間がない」と焦る生徒は、読むのに時間をかけているからではなく、解くのに時間をかけ過ぎてしまうからです。しかも時間をかけた割に失点する確率が高い。文章が正確に頭に入っていないので(結果的に)勘で解くことになってしまうのでそうなるのは当たり前なのです。「急がば回れ」という言葉があります。国語のできる生徒は実は読むのが遅い、遅いのは丁寧に漏れなく読もうと意識しているからです、ですが、頭の中に文章がまるまる正確に入っていれば選択肢で迷うことはありません。雑な読みをして選択問題で迷う生徒はそこで5分近く費しますが、文章が完璧に頭に入っている子はほんの1~2秒で正しい答えを選べてしまう。そこの差なんですね。
 ここで大事なことをお話しすると、正確に文章を読めない子は語彙が不足しているということです。知らない言葉が文中にあると安心して読めない。不安だらけの中で文章を読み問題を解こうとするから正答が逃げていくのです。
 子どもの語彙不足は親の責任です。日頃から読書する習慣・楽しみを与えてこなかった、親子の会話が足りなかった、、会話の中身が子どもに迎合したものになり過ぎてきた、そのツケが今、顕在化したに過ぎないのです。
 国語の力は家庭の力です。そこをお忘れなく。

※ 国語の成績アップのコツはここでは詳しく紹介できません。詳細につきましては当塾にお問い合わせください。また、「国語ってこんなに成績が上がるもんなんだ」という驚きと感動を実感したい方は来期お問い合わせください

 次回に続きます。


  

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