中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

特記  当塾の考える夏休みの理想的な過ごし方。②

2017年7月11日

※ 夏期講習の授業予約数が100コマを超えてしまいました。そのためお休みもなくなりました(毎度のことですが)。ほとんどの日が10時間授業になりそうで、体力の限界が予想されます。ですので、この辺りで講習の受付を終了させていただきます。
※ 夏休み期間は多忙につき頻繁にブログの更新はできなくなります。ご了承ください。

前回の続きです。

「勉強は自分ために行うもの」「どこどこの学校に受かりたい」。最初の頃は親に誘導された発言であっても、いつの間にか自分のこととして本気でそう思えるようになり、そう明言するなら、そのような子は自主的に学習するものです。「なかなか机に向かわない」「勉強のことで親子喧嘩が絶えない」「やる気がまるで見られない」のであれば、それは「口だけの子」「親の受け売りしか語れない子」です。しかし、別にそういう子が悪いと言っているわけではありません。受験勉強に価値を見出せない、苦労してまで合格したいと思わない、かもしれないからです。このようなお子さんは無理して受験しなくていいと思います。公立中で頑張ってください。しかし、今が楽しければそれでいい=刹那的な生き方=幼稚な生き方しかできないのであれば、また、せっかくの「人生のチャンス」を自分から逃すようであるなら、その幼稚さが後々の苦労を招くかもしれません。ロシアのことわざに「若い頃よく寝てきた者(サボってきた者)は、年を取ってから眠れなくなる(金銭面など様々な苦労で日々悩むことになる)」というのがあります。勉強してこなかった人はそうなる傾向にありますね。「学力と経済力は概ね相関関係にある」。(将来を考えた場合)この現実をよくよく考えていただきたいですね。「中卒でも社長になった人はいるではないか?」「学歴が無くてもスポーツ選手はお金持ちだ」と言っても、それはレアケース・一握りの成功例だから話題になるのです。宝くじ1等当選確率みたいなものに期待するのは現実的な生き方とは言えません。世の中とはシビアなものなのです。  
 なぜ学力学歴が大事なのか?それは親の保護下にいるお子さんが、将来独り立ちをする際に一定以上の経済力がないと生きていけないからです。家を持つことも、結婚することも、子どもを育てることも経済力とリンクすることが多い。その現実を直視すべきです。それがないと「独立した大人」とは言えず、「単に年を重ねただけの人」になってしまう。学歴は自分の人生に責任を持ち、有意義に過ごすための「パスポート」の役割を果たすことが多い。だから学力学歴は大事なのです。
 さて、自主的に学習する子は自分から机に向かい、算数なら算数のテキストの1ページ目から順に解いていきます。気持ちよく解き進められればうれしいですよね。しかし容易な問題ばかりではありません。時間がかかってしまう問題、時間をかけても解けない問題、必ずそういうものに出会います。短気な生徒はそこで「もーやめた」です。こういう子は落ちますね。ですが、大抵の子はもう少し粘ります。そして、どうしても解けない時は解説を見ます、親にも聞いてみます。しかし、それでもわからないと「もーやめた」になります。残念!惜しい!こういう子も落ちますね。
 合格するのは決して難しいことではありません。わからないことが無くなれば受かるのです。他者よりも多く得点できれば受かるのです。理屈で考えればわかることです。要は家庭学習とはそれを実現させる「わからないことを自主的に無くしていく作業」を行うことなのです。「わからないからやーめた」だと、わからないものをそのまま放置してしまうことになるのですが、これでは家庭学習の意味がありません。その放置した問題が試験に出題されたらどうする?それができなかったために落ちてしまったらどうする?その恐怖を感じない鈍感さが不合格を招くのです。受かる子はこれとは逆に、病的なまでに神経質で家庭学習において完璧を目指そうとします。
 しかし、実際には完璧を追求することは難しいですね。ですから家庭学習では8割の理解を目指せばいいのです。残り2割は解説も見ても解法を聞いても解決できないと思います。では、その残り2割はどうする?放置せざるを得ないのか?
 その2割の解決のために塾があるのです。「8割は自分で何とか解けるようになった。しかし、残りの2割がどうしようもない」という頑張り屋のために、「そのできなかった2割」をピンポイントで教え、定着させるために塾が存在するのです。一から十まで手取り足取り面倒をみるのではなく、そっと手助けしてあげる。あまり出しゃばらず、勉強はあくまでも生徒の自主性に任せる。これが塾のあるべき姿だと思います。また、生徒の学習もそうであるべきだと思います。
「やる気にさせてください」「はい、やる気にさせます」「手取り足取り面倒見てください」「はい、面倒見ます」冗談ではありません。塾は介護施設でもリハビリセンターでもありません。
 当塾は できるはずの8割は自分で定着させ、できない2割をマンツーマン授業でお教えし、計10割の「完全理解」で入試に挑ませる、を目指しています。当塾の成績伸び率の高さは、それがうまく機能したときの数値なのです。
 10割の理解で臨めば受かるに決まっている。その裏付けに基づく確固たる自信が合格を呼び寄せるのです。逆に言えばそれを目指さない受験生は痛い目に遭います。「塾のお蔭で有名校に受かりました」そんなお言葉は要りません。塾の影響力など微々たるもの、ほんの後押ししただけ。「塾のお蔭」などおこがましい話です。受かったのは自分のお蔭、落ちたのは自分のせい。カリスマ塾・カリスマ講師なんて関係ない。全ては受験当事者である自分次第なのです。
 丸々1日を塾で過ごし、「苦労して頑張っている俺、偉い」みたいな自己満足だけの(実利のない)夏休みにするのではなく、上記のような夏休み、ひいては今後の学習にしていきませんか?

 
 
 

 

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