中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

子どもが勉強しない理由。②

2017年6月19日

 続きです。

 将来のリスクヘッジのため中学受験は行われます。少子化が叫ばれている中で受験熱が未だ衰えないのは、時代に関係なく親御さんが現実を冷静に見つめているからです。随分昔から、大事なのは個性だ、人間性だ、オンリーワンだ、などと言われてきましたが、やはり将来を決めるのは、そんな無責任な理想論ではなく、「学歴」であることに間違いありません。「学歴」は学力だけでなく人間の総合力を見るうえで公平であり、平等であり、比較的正確だからです。これは日本だけの特殊事情ではなく、洋の東西問わず普遍的なものです。しかし日本人は「勉強のできる子」=「どこか人間的に欠落した部分があるに違いない子」と色眼鏡で見てしまう傾向にありますね。嫉妬心がそうさせるのでしょうか?他国(特にアジア諸国)では尊敬の対象になる人間が、日本では侮蔑の対象になる。だとしたら情けない話です。
 さて、「将来のリスクヘッジ」を考えられないのが子どもです。自分の将来のことですら真剣に考えられない、故に「子ども」と言われるのです。ですから受験への情熱は必然的に親御さんの方が高くなります。両者には温度差がある。家庭内での立場は親の方が上、熱意も親の方が上、だとすればこれまた必然的に親は子に命令口調で学習の指示をしてしまいます。「何のために勉強するのかわからない」「遊び時間を奪われた」「命令されてムカつく」で、子どもは親に反発します。そして、テコでも動かなくなります。そんな消極的な子に「どうしてわかってくれないの?」という親の怒声。はい、そこでジ・エンドですね。
 この場合の解決策は
1.親は感情的にならない。
2.子どもに将来を見通せる力を養わせる。

しかありません。2ができれば1は解決します。ひいてはそれが好循環を生み出します。「自分にとって受験は有益だ」と、心底思わせれば子どもは自分から動くことでしょう。(大人子どもに関係なく)人は論で動くのではなく、利で動く動物だからです。

 で、前回申し上げた話に戻りますが、「自分にとって受験は有益だ」と思うには「逆算的発想」ができるかどうかにかかっています。

 私の受け持った生徒さんで御三家・もしくはそれに準ずる学校に進学した賢い生徒さん(男の子)にはある共通の趣味がありました。
それは「将棋」と「読書」と「歴史」です。これは文系理系問わずで、皆一応にこれらが好きでした。

 特に将棋ですね。ここ最近将棋はブームらしいです。それは「天才中学生棋士誕生」の影響もあるのでしょうが、彼の佇まい・言葉使いを見ると「本当に頭の切れる人」の表情・言動そのものですね。「中身が雰囲気を醸し出す」といいますが、御三家に入るような子は顔つきからして彼のような「老成」タイプが多いのです。申し訳ない言い方ですが、人は見た目でその人のことがある程度はわかってしまうのです。
 将棋が好きな人は「囲碁」「チェス」「リバース」を同時にこなせることが多く、且つ「読書」「歴史」好き。大人になると「麻雀」「競馬」「投資」(ちなみにスマホゲーム・パチンコは愚人の遊びです)などにも手を出す傾向があります。不思議な話ですが、塾の講師もそういう趣味をお持ちの方は多いですね。

これらに共通するのは「先を読む力が養える」「野心的である」「親(特に父親)の影響を受けている」という点です。

次回はそのお話をしてまいります。



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