中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

[特記] 伸びる生徒と伸びない生徒。

2010年6月21日

 本日からしばらくは私が長年さまざまな生徒と接してきた中で感じた「伸びる生徒と伸びない生徒」についてお話させていただきます。

 中学入試の結果を左右する要素があるとすればそれは何か?という質問に対し、私は「先天的能力」「後天的能力」」「人間力」「家庭力」「学習時間量」「体力」の六つを挙げるようにしています。つまり、これら六つが揃ってこそ初めて合格が勝ち取れる、逆に言えばそれらのうちどれかが一つでも欠けるようなら、そのぶん合格は遠のいていくということになります。

 しかし、これらは私が改めて指摘するまでもなく、皆さんが疾うに認識されていることですよね。問題は「認識できているかどうか」ではなく、「認識できているうえに一つ一つをMAXにまで高める努力を日々培っているか」ということです。

 本日はちょうど夏休み1ヶ月前に当たる日です。「夏休みがヤマである」というのは受験の謳い文句ですが、それはこの時期にまとめて学習できるから、そして今までの分が取り戻せ、一発逆転が可能だからということでしょう。確かに朝から夜までの学習三昧。これで効果が得られない訳はないし、実際見違えるほど成績を上げくる生徒もいる、。しかしその一方、思ったほどの効果を上げられないまま終わってしまう生徒もいる。いや、むしろそちらの方が多数派といってよいでしょう。

 「せっかく頑張ったのに」と夏休み明けに嘆く人も発生することでしょう。「努力しても結局無駄じゃん」と無力感に陥る人も出てくるはずです。夏休みに入る前からこんなブルーな話をして申し訳ありません。しかし、これを申し上げるのは生徒やご父兄の意欲を削ぐことが目的ではありません。私が長年見てきた現実をお伝えしているだけなのです。

 そもそも「頑張った」「努力した」などと自慢したり口にしたりする自己陶酔型の生徒が一番危ないのです。主観的に見た自分の頑張り・努力が海の量だとしても、傍から見れば「何だ、水滴レベルか」と感じることが多々あります。また、学習時間を十分とったとしても、「僕はこんなに長い時間、机に向かっているんだぞ」という「時間の長短」「自己犠牲」の部分で胸を張ってはいけなせん(当塾で自習している生徒さん、ここを認識してくださいね)。たとえ短い時間であってもその中で「数値化可能な目標の達成率」で自分を評価してください。例えば、30分で漢字を30個覚える、1時間で和差算を完全に理解するなどです(この作業が長時間持続可能で、しかも毎日積み重ねられるなら申し分ありませんね)。客観的に認められてこそ、そして結果を出してこそ本物の頑張り・努力と言えるのです。(これはサラリーマンの世界でも同じ。この不況時にただ会社の光熱費・経費だけを食う深夜残業などは評価の対象外です。自分勝手な努力・根性などは無用の長物。短時間でもそこで何か利益をもたらす社員こそが重宝され、真の努力家と言えるのです)

 このタイミングでこのような「きついお話」をするのは、夏休みに突入してから気付かれても遅いからです。そして、過去の生徒が陥った失敗を繰り返さず、夏休みを効果的に過ごしてていただきたいからです。間違った方向性での努力は百害あって一利なし。そうならないためにも夏休みに入る1ヶ月前の今から準備(心構え)を整えていきましょう。

 まずは、前述した「合格に不可欠な六つの要素」。この充実と認識を高めていくことが大切です。次回以降、この辺りについて更に説明してまいります。

 

 

 

 

 

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