中学受験は個別指導で成績伸び率の差が出る!!

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国語対策法を伝授

塾の活用法。➅

2017年6月06日

 今回のテーマの最終回です。
 
 「学習は家で行うもの」「塾は疑問を解決するところ」、というお話しをしてまいりました。例えば家で算数を100問解いた、そのうち90問は自力で解けたが、残り10問はどうしても解けない、解説を見ても理解できない。そいういうときは塾の講師に教えてもらう。託された講師は的確に指導する、的確な指導後、再度生徒に解かせてみる。自力で解かせ解法を定着させるためですね。これら一連の作業がマイナス10点だった点数をプラス10点にし、その後の模試で安定的な結果を残すことに貢献するだけでなく、入試成功につなげてくれるという流れです。
 私は塾で「問題を解いている時間がもったいない」「生徒を注意している時間がもったいない」「講師が素人漫談をしている時間がもったいない」と思うのです。何も生み出さない・生産性のない・何事にも貢献しない時間に(私自身受験生の親でしたので、大手塾に通わせた体験から言わせてもらえば)月謝が使われることに疑問を感じるからです。塾での時間のほとんどは生徒の疑問に応えることに使うのか効果的ではないでしょうか。
 しかし、文頭の「学習は家で行うもの」「塾は疑問を解決するところ」のうち、どちらか一方が「×0」では意味がありません。生徒が頑張っているのに講師のスキルが低い、逆に講師のスキルは高いのに生徒にやる気がない、ではダメなのです。双方がそれぞれの責任を果たすことが重要です。この両輪がうまく動いて初めて効果がうまれるのです。
 手前味噌な話ですが、当塾のスタイルは上記のそれです。とにかく家庭での学習を充実していただく。疑問点は(科目問わず)私が解決するという流れです。私は基本的に生徒を叱りません、素人漫談もあり得ません。そんなことをするために月謝をいただいているわけでもないし、第一時間がもったいないからです。当塾はマンツーマン授業です。マンツーマンの良さは、疑問にトコトン答られる態勢と時間が確保できている点です。ですから(生徒が真剣に授業を受けているという条件で)「疑問を残したまま授業を終わらせる」ことはないのです。
 (今年の入試実績でも証明されましたが)このスタイルがうまく軌道に乗ると成績は飛躍的に向上します。しかし、家庭での学習時間をないがしろにする生徒はそうなりません。塾も講師も「やらない生徒までを受からせてしまう魔法使い」ではないのです。
 生徒に求めたいこと、それは「当事者意識をもってください」「家庭での学習時間は十分お取りください」「授業は真剣に聞いてください」「必ず復習してください」この4点です。当たり前と言えば当たり前の話です。受かるのはこの「当たり前のこと」を愚直に守った生徒です。「うちの子はできない」という方はこの4点のうちどれかが欠けていると疑ってみてください(すべて欠けているかもしれません)。「当たり前のこと」をするのは講師も同じ。「受からせる講師」は講師として身につけておくべきスキルが当然のように身についている講師です。
 両者それぞれが責任をもって入試に向け邁進していく。それに加え親御さんにも受験生の親としてのスキルをよくよく磨いていただく。
 中学受験は「三位一体」で成り立っています。そのあたりを入試に関わる当事者全員が理解していることが大事です。
 次回より新テーマです。

 
 
 
 
 

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