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国語対策法を伝授

塾の活用法。③

2017年5月23日

※ 今年のレギュラー授業は満席です。来期の予約(こちらもすでに複数いただいています)メインの受付とさせていただきます。

 続きです。

 「塾は何しに行くところですか?」
この質問に私は前回、勉強しに行くところではない、とお答しましたが、では、勉強はどこでするものなのでしょう?それは家庭で行うものなのです。
 自分が受験したい、親が受験させたい、動機はさまざまであったとしても、「受験するのは自分自身」「入試は受からなければ意味がない」この2点が変わることはありません。つまり、受かりたいのであれば受験する自分自身が何とかしなければならない、受験の合否を決めるのは自分自身だ、ということになりますね。
 私は中学入試で成功するのはそれほど難しいこととは思っていません。各科目で受験に必要な情報を全て得て、尚且つ解法を完全にマスターする、つまり、漏れがなくなれば、満点とまでは言わないまでも合格最低ラインくらいは楽々越えられるはずだからです。「漏れを無くす」→「全ての問題で得点化できる」→「受からない訳がない」という極めてシンプルな発想です。そのシンプルなことをやろうとする気があるのかないのか?、実際やるのかやらないのか? やった生徒が受かる、やらなかった生徒が落ちる。結果もシンプルなのです。
 では、漏れを無くすにはどうしたらいいのでしょう?それにはとにかく勉強時間を多くとることが肝要だと思うのです。素人さんは「勉強のコツは?」「効率良く学習するには?」「勉強の仕方を教えてください」とすぐテクニカルなことを求めますが、学問に王道はありません。「たっぷり時間を費やし、たっぷり量をこなす」これに勝る勉強法はないのです。勉強とは本当に泥臭いものなのです。
 しかし、塾で自分が問題を解いている時間は3割程度なのが現実です。4割が講師の解説時間、1割が小テストの時間、残り2割が生徒を叱っている時間もしくは講師の素人漫談の時間です(笑)。このたった3割の時間、2時間授業なら実質40分ですが、問題を解いている時間=勉強時間ならば、とても少なく心許ないですね。ですが、子どもたちは「勉強をやった気」になり、家に帰れば自分へのご褒美とばかり就寝時間までダラダラ過ごしてしまいます。講師の解説を集中して聞いていればまだ良いのですが、「ボーっとしている」「友達とふざけ合いする」「講師が力量不足ゆえに何を言っているかわからない」など、この時間が必ずしも有効に活かされているとは言えない現実もあるのです。結論から言えば大抵の生徒は塾を3割程度しか活用していません。だから「塾に行っているのに成績が伸びない」という(親にとって)摩訶不思議なことが起こるのです。これでは「入試対策に不可欠な通塾」どころか「通塾自体が受験の足を引っ張る」ことになりかねません。そして、薄々不安を感じつつも入試直前まで断ち切る勇気もなく「実利があるのかどうかわからない通塾」をお守り代わりにズルズル続けてしまうのです。
 塾は24時間営業ではありません。「漏れを無くしたい」「ありとあらゆる問題を解けるようにしたい」「そして合格したい」のであれば、そのための勉強をしたいのであれば、時間がたっぷり取れる家庭でしか効果的な学習はできないのです。
 もう一度言います。勉強は家庭メインで行いましょう。家庭は塾での疲れを癒す空間ではありません。活用すべき空間なのです。

 文頭の「塾は何しに行くところですか?」
 今回も明確に説明できず終わりそうです(笑)。
 それは次回のお話とさせていただきます。
 

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